1/350 雪風をRC化した(7・完成)

1/350 駆逐艦 雪風 RC(完)

どうもこんにちは。

寒すぎて布団に籠城するふそやんです。

今回はバルジ製作のリベンジを完遂し、完成までとなります。

RCメカを固定する

基本的には【RC敷波】と同様ですが、舵用のサーボモーターを基盤の前側に変更しています。

重量配分を均一にするために変更しました。

敷波より軽量小型のモーターを採用したのであまり意味がなかった 気持ち程度、という感じですね。

モーター変更の副次効果として重心が下がったのか、復元力がバツグンに上がっています。

波のない穏やかな水面上では友鶴事件 転覆の心配は無いでしょう。

スタンチューブにグリスを注入した

電磁誘導やジェット推進でも無い限り、RC艦船で一番頭を悩ませる浸水防止処理を行いました。

今回は有名なマーガリンではなく、硬めのシリコングリスを注入しました。

大体ホイップクリームくらいのツノが立つ硬さです。

それを注射器で…と行きたいのですが、硬すぎて押し込めませんので爪楊枝でチマチマと押し込んでいきます。

スクリューシャフトを回転させながら押し込んでいくと、これでもかと言わんばかりに入っていきます。

シャフトの前後から溢れ出てくるまで注入したら、舵やサーボホーンなんかの可動部にもお守り程度に塗っておきました。

ちなみに使用しているグリスはこちら。

AZ シリコングリース 50g (ポリチューブ) No.075
金属・紙・木材・プラスチック・ゴム等あらゆる素材の組み合わせに優れた潤滑性を発揮します。白色のため、プラスチック等に使用しても目立ちません。Oリング、パッキン等に起こるゴム部分の膨潤、縮小、プラスチックの劣化が極めて少ないです。

プラに影響が無いそうなので、日常的にそこら中に塗りたくっています。

試製バルジ2型を抱えていざ水上公試!

発泡スチロールとプラ材で作った試製バルジ2型(白いの)を付けて浮かべました。

大きく沈み込むことも、浸水することもなく上々の結果です。

最後にバルジをざっくり塗装しまして…。

1/350 RC雪風 完成!

陽炎型駆逐艦8番艦 ”雪風” 完成です!

タミヤの低価格高品質なキット、サクサク組めてこの艦影。

エッチングパーツのハシゴや電探が付属していたりして入門用としてはオススメ出来ませんが、レベルアップの第一弾としては激オシですね。

ケチをつけるとすれば…純正ディテールアップパーツが限定品で、入手性に難があるところだけでしょうか。

しかしそれもサードパーティ製を使用すればヨシ!なので特に問題ではありませんね。


ということで、無事に完成しました雪風号。

RC化という少し難易度の高いご依頼でしたが、完遂できてホッとしております。

次回からは1/350瑞鶴のご依頼を紹介していこうかな?と考えています。

では。

【今回使用したキット】

タミヤ 1/350 艦船シリーズ No.20 日本海軍 駆逐艦 雪風 プラモデル 78020
太平洋戦争の緒戦から終戦まで戦い抜いた歴戦の駆逐艦雪風。その中でも戦艦大和の護衛に就いた昭和20年4月の天一号作戦時の姿を再現したプラスチックモデル組立てキット。1/350スケール、全長338mm、全幅31mm。増強された対空機銃やレーダーなど力強い姿を余すことなくモデル化。船体は左右分割式として、外板の継目表現や舷外...
タミヤ 1/350 艦船シリーズ No.32 日本海軍 駆逐艦 陽炎 プラモデル 78032
フルハル、ウォーターラインの選択式で、フルハル状態での展示用台座が付属。船体は左右分割式として外板の継目や舷外電路も繊細に表現。陽炎型本来のシンプルな形状の艦橋、艦橋窓には透明パーツを使用。アンカーチェーンとプロペラシャフトは質感の高い金属製とし、前後マストや旗竿などは折れにくいABS樹脂製。主砲塔3基と魚雷発射管2基...

同型艦でネームシップの陽炎もあります。
こちらは開戦時がモデルで、二番砲が降ろされてない頃がモデルですね。