タミヤ製1/350 雪風 をラジコン仕様で製作依頼いただいたものです。
完成後のギャラリー兼、まとめとして記事にしておきます。敷波記事のほぼコピペです。
組み立て詳細
使用キット
比較的安価で作りやすいキットです。
一部にエッチングパーツが使用されているので、プラモデルを初めて製作する方には向きませんが、脱初心者を目指す方にはおすすめできるキットです。
製作にあたっては
- スタイルを崩さないこと(ディスプレイモデルとしても違和感のないこと)
- 主砲・魚雷発射管は旋回できること
を特に意識しました。
内部メカについて
内部メカの選定には以下のことを重視し選定しました。
- とにかく軽いこと
- 排水量が56gしかなく、あまり重いと沈んでしまう
- 高さ8mm以内に収まること
- 幅27mmに収まるほど小さいこと
- 入らなければ元も子もない
- 周波数が2.4GHzであること
- 2.4GHzであれば陸用と空用でバンドが別れておらず、ルールや法に抵触しないため
- 通信距離が長く(今回使用の零戦では50m推奨)、漂流してしまわないよう
- 大量生産されており、バッテリーなど交換部品が容易に入手できること
- 安いこと(重要)
結果的にWeekender製の零戦を解体して使用しました。
雪風は画像の零戦五二型と違って、零戦二一型を使用しましたが内容は同じものでした。
走行装置について
今回は敷波と異なり、さらに小型モーターを使用し、航続距離を延長するためバッテリーを大型(と言っても200mAh→260mAh)のものに交換しました。
実物同様、2軸推進式です。
RC艦船は1軸にしてしまう方が多いのですが、やはり見た目に難があるのでこちらを採用。
また、配置見直しにより、舵用のサーボモーターは基盤の前側へ移動しています。
モーターの小型化によりトルクが不足したため、抵抗を1つに減らしてモーターにかかる電圧を高めています。
スクリューシャフトは1φのステンレス棒を使用しています。
舵とスクリューはキットのプラパーツを使用しています。
舵は大型化しても良いのですが、ディスプレイする際の見た目を重視してキットのままです。
しかしやはり舵が小さいので旋回半径は1m程度と少々大きく必要になります。