1/700 フジミ 航空母艦 飛龍(4)

1/700 航空母艦 飛龍(フジミ)

どうもこんにちは。

今週は好天が続いたので塗装が捗りました。

大体いつもこうであって欲しい所です。

今回も飛龍の続きです。

船体の塗装

まずは下地にサーフェイサーエヴォ ブラックを吹き付け、艦底部にはC29 艦底色を吹付けまして、指定の2mm幅でマスキング。

リノリウム甲板にはC606 リノリウム色を吹いてマスキングした所です。

リノリウム甲板のマスキングはそんなに苦ではありませんでした。

艦首のリールを別パーツに置き換えるなら、更に楽かもしれません。

C32 軍艦色(2)を吹いてそれなりに塗り分けが進んだ状態です。

ようやく進んだ気がしますが、空母はここからが本番です。

飛行甲板の塗装

船体と同時に塗装、さっさと木製甲板シールを貼り付けた飛行甲板です。

木製甲板シールは若干だけ合わなかったので、エキスパンションの部分でカットして貼り付けました。

作業効率を優先して先にエレベーターを貼ってしまいましたが、位置を間違えると取り返しがつかないので、エレベーターは木製甲板シールの後に貼り付けたほうが良いですね。

気になる精度は抜群でありました。

厚みがちょっと気になりますが、良い製品だと思います。

甲板上の白線やマーキングは、こちらのマスキングシートを使えとのご指示。

内容はこんな感じになっています。

何も考えず1番と2番を貼ると、白線が途切れてしまいますね。

1番と2番は分けて塗装しろ、ということなのでしょうか。

ホワイトは特に色ズレが怖いので、分けて塗装したくない所。

7番は「耳」の部分が足りていませんから、なんとかする必要があります。

うんうん悩んで、とりあえず1番と2番をなんとかしようと取り出したらば、まあこうなります。

うーんこれは。

どうしようもないので、繋がっている端っこを切り落とし、1本1本短冊状にして貼り付けました。

2番の終端がとてつもない位置になってしまうので、見ての通り末端まで延長しています。

遮風柵を展開とする場合、付け忘れに注意しましょう。

ガイアのピュアホワイトを適当にふりかけて白線が引けました。

艦尾末端は適当にグラデーションで終わらせています。

くっきり塗ってしまうと、紅白ラインを塗装したときに余計な段差が出来てしまうので。

次に各種マーキング。

風向標識は中央のラインからやや右舷に寄った状態、艦載機の離陸限界を表す横棒と「ヒ」は資料と照らし合わせて貼りました。

横棒は前端から70m程度の位置にあれば良いかな?と思います。

零戦の滑走距離がそのくらいですから。

7番は端の余白を切り落とし、耳の部分にはいい感じに切ったマスキングテープを貼っています。

塗り分け終わりました。

赤色はクレオスの紫電改特色「紅色」に、軍艦色(2)をちょっと足したものを使用。

今ではC385 紅色(日本海軍機用)がそれに当たるでしょうか。

ミッドウェー海戦時の想定、ということで艦首部は日の丸仕様です。

日の丸の上に白線が走るか、はたまた走らないかは論争の種ですが、今回は前者で。

甲板の固定

短艇甲板に艦載艇を山程載せて、思い残すことが無くなれば封印していきます。

接着剤を塗る部分はすべて塗装を剥いで、かなり多めに接着剤を塗ってしっかり固定。

使用した接着剤はタミヤの白瓶。

別の界隈では散々な評価ですが、適材適所というヤツです。

丸一日放置して固定具を外し、飾りを色々取り付けました。

本当は1週間くらいは固定しておきたいです。

高角砲射角制限柵は緑色のものが送られてきたので、ひとまずは緑色のまま取り付けています。

飛龍の柵はこの形状じゃない気もします。

弾片防御ロープも貼り付けましたが、エッチングパーツでは少々機械的すぎる感じがします。

ランダム性が無いと言いましょうか。

銅線をねじって自作すると良いかなあとか、思ったり思わなかったり。

紅白パターンはなかなか良い感じにキマったのではないでしょうか。

甲板を貫通する中央の白線は紅白パターンの白と連なりますが、左右の白線はズレている所がミソです。

小パーツの組立&塗装

各種マストも取り付け待ちです。

起倒式はファインモールド製、メインマストは海魂製です。

共に洋白製と思われ、扱いが難しいです。

後者は説明書がちょっぴり面白いですが、四角の梁?の一部に切り欠きがあるのはマイナスポイントでしょうか。(画像奥側)

起倒式の方、ギアは折って重ね合わせる指示となっていますが、特に意味がなさそうなので切ってしまい、片面だけ使用しています。

エッチングパーツは薄い事が最大の特徴であり利点だと思います。

厚みを出さないといけない時点でそれはもう設計ミスであり、そもそもの手法を間違えている気がしますね。

「うゆりひ」の文字も入れました。

早めにクリアを吹いて固定させたい所。

舷外電路がちょっと浮いているのは御愛嬌です。

艦載機も待機中です。

奥の九九艦爆は上面が暗緑色のパターンです。

垂直尾翼がグレーなのかどうか悩みましたが、今回はグレーとしました。

暗緑色はすべて中島系を使用しましたが、九九艦爆は愛知製。

愛知は赤が強いと聞いたことがありますが、どうなんでしょうね。

というところで、今回はここまで。

では。

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