どうもこんにちは。
今週は好天が続いたので塗装が捗りました。
大体いつもこうであって欲しい所です。
今回も飛龍の続きです。
船体の塗装

まずは下地にサーフェイサーエヴォ ブラックを吹き付け、艦底部にはC29 艦底色を吹付けまして、指定の2mm幅でマスキング。
リノリウム甲板にはC606 リノリウム色を吹いてマスキングした所です。


リノリウム甲板のマスキングはそんなに苦ではありませんでした。
艦首のリールを別パーツに置き換えるなら、更に楽かもしれません。

C32 軍艦色(2)を吹いてそれなりに塗り分けが進んだ状態です。
ようやく進んだ気がしますが、空母はここからが本番です。
飛行甲板の塗装

船体と同時に塗装、さっさと木製甲板シールを貼り付けた飛行甲板です。
木製甲板シールは若干だけ合わなかったので、エキスパンションの部分でカットして貼り付けました。
作業効率を優先して先にエレベーターを貼ってしまいましたが、位置を間違えると取り返しがつかないので、エレベーターは木製甲板シールの後に貼り付けたほうが良いですね。
気になる精度は抜群でありました。
厚みがちょっと気になりますが、良い製品だと思います。

甲板上の白線やマーキングは、こちらのマスキングシートを使えとのご指示。

内容はこんな感じになっています。
何も考えず1番と2番を貼ると、白線が途切れてしまいますね。
1番と2番は分けて塗装しろ、ということなのでしょうか。
ホワイトは特に色ズレが怖いので、分けて塗装したくない所。
7番は「耳」の部分が足りていませんから、なんとかする必要があります。

うんうん悩んで、とりあえず1番と2番をなんとかしようと取り出したらば、まあこうなります。
うーんこれは。

どうしようもないので、繋がっている端っこを切り落とし、1本1本短冊状にして貼り付けました。
2番の終端がとてつもない位置になってしまうので、見ての通り末端まで延長しています。
遮風柵を展開とする場合、付け忘れに注意しましょう。

ガイアのピュアホワイトを適当にふりかけて白線が引けました。
艦尾末端は適当にグラデーションで終わらせています。
くっきり塗ってしまうと、紅白ラインを塗装したときに余計な段差が出来てしまうので。

次に各種マーキング。
風向標識は中央のラインからやや右舷に寄った状態、艦載機の離陸限界を表す横棒と「ヒ」は資料と照らし合わせて貼りました。
横棒は前端から70m程度の位置にあれば良いかな?と思います。
零戦の滑走距離がそのくらいですから。
7番は端の余白を切り落とし、耳の部分にはいい感じに切ったマスキングテープを貼っています。

塗り分け終わりました。
赤色はクレオスの紫電改特色「紅色」に、軍艦色(2)をちょっと足したものを使用。
今ではC385 紅色(日本海軍機用)がそれに当たるでしょうか。
ミッドウェー海戦時の想定、ということで艦首部は日の丸仕様です。
日の丸の上に白線が走るか、はたまた走らないかは論争の種ですが、今回は前者で。
甲板の固定

短艇甲板に艦載艇を山程載せて、思い残すことが無くなれば封印していきます。
接着剤を塗る部分はすべて塗装を剥いで、かなり多めに接着剤を塗ってしっかり固定。
使用した接着剤はタミヤの白瓶。
別の界隈では散々な評価ですが、適材適所というヤツです。

丸一日放置して固定具を外し、飾りを色々取り付けました。
本当は1週間くらいは固定しておきたいです。

高角砲射角制限柵は緑色のものが送られてきたので、ひとまずは緑色のまま取り付けています。
飛龍の柵はこの形状じゃない気もします。
弾片防御ロープも貼り付けましたが、エッチングパーツでは少々機械的すぎる感じがします。
ランダム性が無いと言いましょうか。
銅線をねじって自作すると良いかなあとか、思ったり思わなかったり。

紅白パターンはなかなか良い感じにキマったのではないでしょうか。
甲板を貫通する中央の白線は紅白パターンの白と連なりますが、左右の白線はズレている所がミソです。
小パーツの組立&塗装

各種マストも取り付け待ちです。
起倒式はファインモールド製、メインマストは海魂製です。
共に洋白製と思われ、扱いが難しいです。
後者は説明書がちょっぴり面白いですが、四角の梁?の一部に切り欠きがあるのはマイナスポイントでしょうか。(画像奥側)
起倒式の方、ギアは折って重ね合わせる指示となっていますが、特に意味がなさそうなので切ってしまい、片面だけ使用しています。
エッチングパーツは薄い事が最大の特徴であり利点だと思います。
厚みを出さないといけない時点でそれはもう設計ミスであり、そもそもの手法を間違えている気がしますね。

「うゆりひ」の文字も入れました。
早めにクリアを吹いて固定させたい所。
舷外電路がちょっと浮いているのは御愛嬌です。

艦載機も待機中です。
奥の九九艦爆は上面が暗緑色のパターンです。
垂直尾翼がグレーなのかどうか悩みましたが、今回はグレーとしました。
暗緑色はすべて中島系を使用しましたが、九九艦爆は愛知製。
愛知は赤が強いと聞いたことがありますが、どうなんでしょうね。
というところで、今回はここまで。
では。
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