1/700 フジミ 航空母艦 飛龍(5)

1/700 航空母艦 飛龍(フジミ・完)

どうもこんにちは。

各地で大雨が猛威を振るっていますが、香川県は晴れの国ガードで乗り切っています。

梅雨もどこかへ旅立ってしまったようなので取水制限が怖いです。

今回も航空母艦 飛龍の続きです。

次回完成となる見込みです。

艦載機のデカール貼り

すべてのデカールを貼り終えたものがこちらになります。

各マーキングはホビーエレメンツ製デカールを使用するよう指示を頂いていたのですが、国籍マークはカジカ製キット付属のものに変更しています。

というのも、ホビーエレメンツ製デカールは下地の白がズレにズレまくっているので、使用できないと判断したためです。

0.2mm程度のズレであれば他のメーカー製品でもあり得る、いわば許容誤差ですが、流石にこれはいけません。

中心を合わせようという気が全く感じられませんね。

他にも機番がカスレていたり。(後天的要因かもしれませんが)

色んな意味で読めないので、別の機番で代用しました。

九九艦爆の脚の帯は、クリア層で全部繋がってしまっていたり。

とにかく酷い代物でした。

設計時には上手く行ってたんだろうな~などと、ブツクサウジウジ言いながら貼り付けました。

日出ずる国の国籍マークです。 ←カジカ製 / ホビーエレメンツ製→

カジカ製も国籍マークには欠点があり、日の丸弁当の梅干しにあたる部分が淡いです。

かなりピンクに近いので違和感があり、なんだかなあという印象。

というわけで、遺憾ながらこのような仕上がりになりました。

カメラの補正でとてつもないピンク色に見えますが、肉眼ではなんとか許せるほどには朱色です。

胴体の青帯は下地の白が無いので使えますが、暗緑色の上だとあからさまに発色が悪く、ほぼ黒になってしまいました。

逆に垂直尾翼の隊長機等を表す青帯には下地の白が印刷されており、はっきりと青だということが分かります。

ただし、印刷は盛大にズレいているので「白の長方形の斜め下に青の長方形がある」みたいな見てくれです。

おしゃれカフェの内装みたいな感じです。

ウェザリング

気を取り直して汚していきましょう。

使用するのはタミヤ エナメル塗料のX-2 ホワイトXF-10 フラットブラウンです。

先端を削いで尖らせた爪楊枝で、フラットブラウンを錆汁っぽくビャッと置いていきます。

ホワイトは喫水線付近にスポンジでポンポンと置いています。

チッピングの要領ですね。

気の済むまで塗料を置いた後、溶剤マシマシ黒茶色でぼかしつつ、過剰分を拭き取っていきます。

こんな感じでボヤッとすれば良いのではないかと思います。

錆汁や雨だれっぽい汚れは、セオリー通り上から下へ筆を動かしています。

ぼかす際には決して1/1スケールのシミと筆跡を残してはなりません。

ホワイトのボヤッと感は角度を変えると見えるかな、程度です。

こちらは錆汁とは違って、筆で叩くようにして伸ばしています。

顔料の塊が付いていると違和感しかありませんから、水垢やら塩が付着している感を出していきましょう。

汚し終わったら艦橋をくっつけていきます。

なかなか安定しないので、角材とマスキングテープで抑えておきます。

位置だし用のボスにはプラモデル用接着剤、甲板との接地面には瞬間接着剤を使用し、Wパワーでカチカチにしてやりましょう。

張り線(1)

まずはマストにワイヤーと信号旗用のロープを張りました。

メインマストにガフを付けるのを忘れていたので、この段階で取り付けています。

Φ0.3の真鍮線を使用しましたが、マストがペラペラなこともあってゴン太にみえますね。

マストの本線と径は変わらないんですが。

糸はいつも通りインフィニモデルのストレッチリギングを使用しています。

かなり伸び縮みするので引っ掛けても安心でおっちょこちょいには有用なのですが、入手性が非常に悪いのが悩みどころ。

在庫を切らしたらメタルリギングに変更かな。

というところで、今回はここまで。

では。