どうもこんにちは。
すべてのパーツが出揃ったので、本格的に「航空母艦 飛龍」を進めてまいります。
しかしこのキット、久方ぶりに組み立てるのですが、説明書が難解すぎますね。
スポンソンの取り付け直後に支柱を立てたいものですが、2個先の工程に支柱を立てる指示があったりします。
1日に1工程ずつ進めたい場合には注意が必要かもしれません。
シップヤードワークス製・木製甲板

記憶が正しければ初めて扱うメーカー、シップヤードワークスの1/700 日本海軍空母 飛龍用木製甲板です。
木製甲板シールだけではなく、鉄甲板部分を覆うエッチングパーツ付きです。
謎にマスキングシートと恐らく錨鎖用のチェーン(右下の袋)も入っていました。
甲板を塗り分ける必要がなくなるアイテムなので、マスキングシートは要らない気がします。(エキスパンション用でしょうか)

今回使用するのはこの2つ。
エッチングパーツのフィルムがやたら雑に貼り付けられていますが、品質には問題ないでしょう。
キットのパーツに合えば良いのですが、ちょっと不安です。
カジカ・日本海軍艦載機セット1

カジカの日本海軍艦載機セット1を組んでいきます。
ビーバーコーポレーションが代理店ということで、海外製品でしょうか。
カジカというと魚しか思い浮かびませんが、海外でもカジカはカジカなんでしょうか。

内容品は組立説明書と注意書き、デカールが1枚。
デカールの日の丸は「紅色」というより「朱色」に近く、少し薄い感じがします。
スケールエフェクトを考えるとちょうど良いかもしれません。

ランナーは4種類。
零戦二一型、九九艦爆一一型、九七式一号艦攻×3とキャノピーが1セットです。

モールドはかなりシュっとしていて好印象。
九七艦攻は翼を展開した状態と折りたたんだ状態が選択できます。

プロペラはひん曲がるくらい精巧に出来ています。
ゲートがなかなか厳しい位置に生えています。

機体と一体成型だと色に困るキャノピーはクリアで別パーツ。
キットによってはスカイブルーの指示があったり、黒だったり・・・。
エッチングパーツを使うと至近弾で窓ガラスが破壊されたようになるので、クリアパーツなのは嬉しいですね。

なんやかんやありながら組みました。
零戦と九七艦攻の脚は翼と垂直になるようにします。
前から見ると鬼キャン仕様ですが、引き込み脚は「翼に対して90度」これは烈風まで同じだったと記憶しています。
九九艦爆は固定脚なので地面と垂直にしました。
翼は基本的にあるべき場所にハマってくれますが、九九艦爆はナナメに入りやすいため注意が必要です。
失敗するとNASAのAD-1みたいになってしまいます。
アクリルケースへの固定

本体はいつも通りに艦底とケースの土台に穴を開け、M4のボルト・ナットで締結しました。
ナットの回り止めとして1mm厚のプラ板を接着し、エポキシパテで隙間を埋めています。
溶着と抵抗接着のコンボでしっかり固定していきましょう。

それにしてもアクリルケースの接着剤の痕?が多めです。
大体全周このような感じになっちゃってます。
「見えない部分は手を抜いても分からないけど、家を建てるなら手を抜かない大工さんにお願いしたいよね」
最近突き刺さった言葉です。

波板に海面シートなるものを挟んで完成形のイメージが出来ました。
ちょっとハワイアンでしょうか。
人それぞれではありますが、1/700スケールだとダークグリーン単色が良いかと思います。
波頭は波板の反射に任せるか、適度にドライブラシで。
舷外電路の取り付け

フジミの飛龍は同社では珍しく?舷外電路がモールドされていません。
そのため何かしらで表現していくのですが、今回は海魂のエッチングパーツを使用。
まずは前端と後端、次に段落ちとなる部分を付けて、最後に中間を埋めていくとやりやすいかもしれません。
資料となるものが無かったので、フジミ 1/350 飛龍に付属する図を参考に貼り付けました。

それなりに直線は出したつもりですが、細かく見るとよれてます。
仕上がりにもろに影響する工程なので、舷外電路の取り付けは苦手です。

継ぎ目は分かりにくいよう処理したつもりです。
サフを吹いてみないと分かりませんが、あまりに酷いようならやり直します。
というところで、今回はここまで。
来週は雨模様なのでエッチングパーツにかぶりつきでしょうか。
では。
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