1/350 ハセガワ 赤城 を作る(2)

1/350 航空母艦 赤城(完)

どうもこんにちは。

赤城がデカすぎて、進捗が無いように見えて困る。ふそやんです。

今回は、使用するエッチングパーツについて少々触れていきたいと思います。

その次に進捗をば。

使用するエッチングパーツセット

使用していきますのは BIG BLUE BOY というメーカーの「1/350 航空母艦赤城(艦体) No.35018」です。

正直、聞いたことのないメーカーではありましたが、製品自体はそこそこに出しているご様子。

フルカラーな説明書も(少し怪しいですが)日本語対応しており、製作順序すら記載されている優しい仕様。

クリックで拡大出来ます。

パーツ一覧です。

エッチングされた板はなんと20枚(!!)、他に金属砲身、ボラードやパラベーンも付属します。

黒塗りで消されているのは「弾薬箱」。

正直20個じゃ全然足りないので、無くていいかなと思います。

更に上を求めるユーザーは、機銃をナノ・ドレッドに置き換えると思いますし、ナノ・ドレッドの機銃に付属する弾薬箱で事足りるかな、と。

残りのページアップしておきます。

検討されてる方は購入の参考にして下さい。

ちなみにこの製品は、製品名に艦体とあるように、甲板や艦橋に関するパーツは一切付属しません。

ハセガワ純正のエッチングパーツに見られる、甲板裏のモノスゴトラスなんかはありません。

甲板裏トラスは純正のディテールアップパーツ スーパー(廃盤?)を、甲板上の遮風柵や転落防止柵なんかはベーシックB(品番:QG27)を、別途お買い求め下さい。という感じ。

他にはリノリウム押さえや艦載艇格納庫のレールが無いなど、汎用品で補いながら使用する前提と見られる箇所があります。

組立の続き

前回は船体の左右を合わせて終わりましたので、修正に入ります。

ただ合わせるだけですと上写真ように隙間が出来ますので、見つけてはパテ埋め、削り、サフチェックを行っていきます。

正直、台に固定してしまえば見えなくなりますが、船の底に穴が開いてるとなると良い思いはできません。

次にスクリューブラケットを付けていきますが、1個脱落しています。

割と大きなパーツなのですが、ランナーに繋がっているゲートは1箇所、それも細いとなると、ちぎれて当然といえば当然。

「ちぎる」と「きる」は全然違いますので、えぐれてないか心配になりますが、今回はセーフ。

スクリューブラケットとシャフトを付けていきます。

シャフトの根本は「ここに付けるんやで」と言わんばかりにモールドが掘ってあります。

しかしながら外側の根本にはゴツイパーティングラインが入っており、処理すると位置決めモールドが消え失せるのでおおよそで接着しました。

内側のシャフトも取り付け、変に角度がついていないか、ブラケットが歪んでいないか確認します。

ハセガワ純正 赤城専用ケースに固定してみる

艦船模型というのは、送る際にほぼ確実にケースというものが必要になります。

ウォーターラインモデルであれば木の板に固定して枠を作ればいいのですが、フルハルモデルとなるとそうは行きません。

今回、運送用にハセガワ純正品の1/350赤城専用ケースをお預かりしていますので、こちらに固定できるよう仕掛けていきます。

まず、前回船内に固定したナットの位置を、台座の裏側へ記します。

ちょっとでもズレると固定時に船体が割れたり、歪んだりしてしまいますので慎重に。

問題ないことを十二分に確認した後、穴を開けていきます。

穴を開けたら固定用のネジの頭が埋まる部分をザグります。

ザグリにはちゃんとした面取りビットをオススメします。

テキトーなドリルで穴を拡張しようとすると、悲惨な目に合いやすいです。(過去3敗)

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台の素材としてはMDFっぽい感じがしました。

なにかの集成材でしょうか、穴あけはしやすいけど割れ(剥がれ)やすいタイプの木材です。

仮で固定してみました。

非常にカッコいいです。

台座と船体の固定にはアドラーズネストの金属飾り脚(L)を使用しました。

Bitly

船体と脚に隙間がないか、脚と台座に隙間がないか十分確認してから、一旦外します。

金属脚はこのままでも結構な質感ですが、磨くと更に良くなりますので、後々磨いてから取り付けます。

リノリウム甲板の塗装

下処理が大体終わってきたので、リノリウム甲板を塗装しました。

と言っても前後の、甲板や格納庫の下に隠れる部分のみです。

クレオスC606 リノリウム色です。

艦載艇収納部分もリノリウム色で。

艦載艇用のレールは合わせ目消しの際、非常に邪魔だったので大部分を削り取っています。

後々プラ材で復旧予定です。

リノリウム甲板は後期型空母になると減っていきますが、赤城は試作要素が多いためか、リノリウム部分が多めです。

塗装・接着順を考えたり、塗り分けが大変だったりと、苦労は多いんですがそれだけ見栄えはします。

完成品の妄想もしつつ、今回はここまで。

では。

【今回のキット】

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