どうもこんにちは。
赤城がデカすぎて、進捗が無いように見えて困る。ふそやんです。
今回は、使用するエッチングパーツについて少々触れていきたいと思います。
その次に進捗をば。
使用するエッチングパーツセット
使用していきますのは BIG BLUE BOY というメーカーの「1/350 航空母艦赤城(艦体) No.35018」です。
正直、聞いたことのないメーカーではありましたが、製品自体はそこそこに出しているご様子。
フルカラーな説明書も(少し怪しいですが)日本語対応しており、製作順序すら記載されている優しい仕様。
パーツ一覧です。
エッチングされた板はなんと20枚(!!)、他に金属砲身、ボラードやパラベーンも付属します。
黒塗りで消されているのは「弾薬箱」。
正直20個じゃ全然足りないので、無くていいかなと思います。
更に上を求めるユーザーは、機銃をナノ・ドレッドに置き換えると思いますし、ナノ・ドレッドの機銃に付属する弾薬箱で事足りるかな、と。
残りのページアップしておきます。
検討されてる方は購入の参考にして下さい。
ちなみにこの製品は、製品名に「艦体」とあるように、甲板や艦橋に関するパーツは一切付属しません。
ハセガワ純正のエッチングパーツに見られる、甲板裏のモノスゴトラスなんかはありません。
甲板裏トラスは純正のディテールアップパーツ スーパー(廃盤?)を、甲板上の遮風柵や転落防止柵なんかはベーシックB(品番:QG27)を、別途お買い求め下さい。という感じ。
他にはリノリウム押さえや艦載艇格納庫のレールが無いなど、汎用品で補いながら使用する前提と見られる箇所があります。
組立の続き
前回は船体の左右を合わせて終わりましたので、修正に入ります。
ただ合わせるだけですと上写真ように隙間が出来ますので、見つけてはパテ埋め、削り、サフチェックを行っていきます。
正直、台に固定してしまえば見えなくなりますが、船の底に穴が開いてるとなると良い思いはできません。
次にスクリューブラケットを付けていきますが、1個脱落しています。
割と大きなパーツなのですが、ランナーに繋がっているゲートは1箇所、それも細いとなると、ちぎれて当然といえば当然。
「ちぎる」と「きる」は全然違いますので、えぐれてないか心配になりますが、今回はセーフ。
スクリューブラケットとシャフトを付けていきます。
シャフトの根本は「ここに付けるんやで」と言わんばかりにモールドが掘ってあります。
しかしながら外側の根本にはゴツイパーティングラインが入っており、処理すると位置決めモールドが消え失せるのでおおよそで接着しました。
内側のシャフトも取り付け、変に角度がついていないか、ブラケットが歪んでいないか確認します。
ハセガワ純正 赤城専用ケースに固定してみる
艦船模型というのは、送る際にほぼ確実にケースというものが必要になります。
ウォーターラインモデルであれば木の板に固定して枠を作ればいいのですが、フルハルモデルとなるとそうは行きません。
今回、運送用にハセガワ純正品の1/350赤城専用ケースをお預かりしていますので、こちらに固定できるよう仕掛けていきます。
まず、前回船内に固定したナットの位置を、台座の裏側へ記します。
ちょっとでもズレると固定時に船体が割れたり、歪んだりしてしまいますので慎重に。
問題ないことを十二分に確認した後、穴を開けていきます。
穴を開けたら固定用のネジの頭が埋まる部分をザグります。
ザグリにはちゃんとした面取りビットをオススメします。
テキトーなドリルで穴を拡張しようとすると、悲惨な目に合いやすいです。(過去3敗)
台の素材としてはMDFっぽい感じがしました。
なにかの集成材でしょうか、穴あけはしやすいけど割れ(剥がれ)やすいタイプの木材です。
仮で固定してみました。
非常にカッコいいです。
台座と船体の固定にはアドラーズネストの金属飾り脚(L)を使用しました。
船体と脚に隙間がないか、脚と台座に隙間がないか十分確認してから、一旦外します。
金属脚はこのままでも結構な質感ですが、磨くと更に良くなりますので、後々磨いてから取り付けます。
リノリウム甲板の塗装
下処理が大体終わってきたので、リノリウム甲板を塗装しました。
と言っても前後の、甲板や格納庫の下に隠れる部分のみです。
クレオスC606 リノリウム色です。
艦載艇収納部分もリノリウム色で。
艦載艇用のレールは合わせ目消しの際、非常に邪魔だったので大部分を削り取っています。
後々プラ材で復旧予定です。
リノリウム甲板は後期型空母になると減っていきますが、赤城は試作要素が多いためか、リノリウム部分が多めです。
塗装・接着順を考えたり、塗り分けが大変だったりと、苦労は多いんですがそれだけ見栄えはします。
完成品の妄想もしつつ、今回はここまで。
では。
【今回のキット】