1/350 ハセガワ 赤城 を作る(4)

1/350 航空母艦 赤城(完)

どうもこんにちは。ふそやんです。

今回もちまちまと航空母艦赤城を作っていきます。

艦船模型は最初ちまちま、後ドッカンなので記事のバランスが難しいです。

サイクルを変更しても良いかな、とも考えています。

考えているだけです。

甲板裏のトラスの組立

いきなり完成形です。

前々回書いたとおり、エッチングパーツには甲板裏トラスは含まれていませんでしたので、キット純正のプラパーツを貼り付けました。

この梁パーツですが、少々厄介な所があります。

それがコチラ、やたらと多いピン跡だか樹脂の投入口です。

最初は「見えない部分だからこのまま接着するのかな」と思っておりましたが、説明書には「すべて取り除いて下さい」との文が。

まじかー・・・となりながら、デザインナイフで一つ一つ切り落とし、カンナがけをしてから取り付け。

トラスのパーツ自体20個ありますので、すべて整えるまでに1日かかりました。

「赤城」特有の、元あった甲板の上に延長された甲板が乗る構造、好きです。

内火艇の組立

内火艇には11mと12mのモノがありますが、基本的には同じ構造となっています。

完成形が一番右のものです。

特に難なく組み立てられますが、木甲板パーツがやたらと浮いてきましたので、サラサラ系の接着剤で全面的に接着することをオススメします。

小物塗装編

組み上がったものから塗装していきます。

まずは艦橋から。

サーフェイサーで下地を整えた後、影になる部分にブラックを吹き付けます。

全体的にブラックに塗ってしまう「黒立ち上げ」というものでも良いのですが、1/350サイズの船体を黒立ち上げはキビシイので、今回は影になる部分のみに影色を刺していきます。

また、黒立ち上げをしてしまうと、全体的に「暗く」仕上がります。

佐世保海軍工廠標準色は、工廠色の中で一番暗いので、黒立ち上げをしてしまうと「ほぼ黒」になってしまいます。

そうなると残念なことになりますので、特に佐世保出身の艦(もしくは佐世保で改装を受けた艦)は黒立ち上げをオススメしません。

仮で組んでみました。

写真だと伝わりにくいですが、影色はしっかり生きております。

この後、天面にハイライトカラーを塗装、細部を塗り分けて艦橋は完成となります。

お次に12m内火ランチ。

船体はC602 佐世保海軍工廠標準色、後部のデッキにはC44 タンを、防舷材にはエナメルホワイトを筆塗り。

キットでは防舷材の色をC92 セミグロスブラックと指定されていますが、実際には何色だったんでしょうか。

ぱっと見た感じでは船体色で塗りつぶされている物が多いように感じます。

ところで、記事を書いている途中で気づきましたが、ランチは計4隻必要なんですね。

このままでは1隻足りませんので、何かのついでに組み立てておきます。

救命浮環は後々まとめて塗装します。

11m/12m内火艇です。

塗装はランチと同じです。

12mの方は艦首旗竿が干渉しそうだったので一時的に取り外しています。

13m運貨船、こちらは最奥に設置されるからか、エッチングパーツは一切ありません。

後部の幌パーツはホワイトで塗装後に取り付け予定です。

地味に大変なカッターボート。

手前4隻が舷側に吊るされるモノで、後方2隻が後部甲板に設置されるもの。

後部右の小さな6m通船は、艦首に設置されるものです。

塗装順はタン→エナメルホワイト(筆塗り)→船体色が一番楽です。

取り付け指示は無いですが、エッチングパーツにはオールも含まれているので、後々載せておこうと思います。

最後にエレベーター回りの格納庫部分を。

甲板に組み立ててしまうと塗りにくい部分ですので、取り付ける前に塗装しておきます。

中央部分はエレベーターが乗りますので塗装不要でしょう。

影になりそうな最下部分は暗く、上に向かうにつれて明るく塗っています。

と言ったところで、今回はここまで。

では。

【今回のキット】

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