1/350 ハセガワ 赤城 を作る(7)

1/350 航空母艦 赤城(完)

どうもこんにちは。

イベント三昧で若干遅れを引きずっているふそやんです。

セコセコ組み立てていますが、なかなか減らないパーツに恐ろしさを感じます。

前部格納庫の接合

まずは前側の仕上げから。

塗装しておいたホーサーリール、換気筒、艦載艇を取り付けます。

船首甲板に艦載艇が載っているのも、日本では赤城固有のものでしょうか。

右側のリノリウム床(ブラウン色)の部分は、わりと近年まで謎とされ、ハセガワ製の1/700 旧・赤城は木甲板、フジミ 1/700 赤城は鉄甲板とされていました。

これは赤城が元「戦艦」であること、格納庫直下という位置の悪さから、なかなか解明されなかったのでしょう。

現在ではリノリウム床であるのが通説化され、ハセガワ 1/700 新・赤城や、フジミの艦NEXT 赤城はリノリウム色指定となっています。

そんな謎まみれな部分も、格納庫を取り付けて隠してしまいましょう。

ここまで来ると8割は完成したような見た目になります。

見た目になるだけですが。

機銃・単装砲など

機銃はエッチングパーツセットに含まれていますので、組み立てました。

エッチングパーツは、どうしても厚みが表現出来ないため、銃身は2枚重ねて厚みを出す表現となっています。

プラパーツに勝る部分もあり、負ける部分もあり。

一長一短です。

艦尾側部に装備される20cm単装砲です。

実物は「発射すると甲板が損傷する」と言われている曰く付きのモノですが、ミッドウェー海戦で発射した記録が残っているようです。

エッチングパーツセットに金属砲身が付属しているため交換しました。

お手軽簡単にシャープになります。

スポンソンとの戦い

スポンソンとは張り出しのこと、エッチングパーツセットの根幹です。

切って曲げて貼ってを繰り返す単純作業なのですが、これがなかなか大変です。

それに量もあります。

まだまだ先は長いです。

上面には手すりを貼り付けていくのですが、下辺しか残っていない部分はすぐに曲がり、折れてしまいます。

そうなると面倒なため、下辺しかない部分は先に切り取ってしまいましょう。

短くなって取り回しも簡単になります。

取り付ける前に予め少し大げさに曲げておき、1cmずつ接着していきます。

いっぺんに接着剤を付けてしまうと、ズレた時・ズレていた時に接着剤まみれになってしまいます。

1cmずつ、焦らずゆっくりと取り付けていきます。

このパーツセットでは、他にあまり見ないような設計がなされている部分があります。

それが上の写真のもの。

真ん中で折り返して接着し、三角補強板を立てるのですが、これが一癖も二癖もあります。

そもそも接着する部分が細い糸のような部分で、接着面積が稼げないため、すぐ剥がれる・曲がる・折れる。

補強板のみを切り出して、一個一個接着した方が良いように思えます。

といったところで、今回はここまで。

今月中の完成を目指して。

では。

【今回のキット】

Bitly