1/350 ハセガワ 赤城 を作る(9・完)

1/350 航空母艦 赤城(完)

どうもこんにちは。

怒涛の2月、なんとか滑り込みセーフなふそやんです。

今回は1/350 航空母艦 赤城号の完成となります。

続・デカールの貼り付け

いつものように軍艦旗類を組み立て(?)て行きます。

デカールを裏表貼り合わせて形作るのは玄人でも無理ですので、アルミホイルを介して三次元に召喚します。

左から「素の状態」・「図形のみ切り出したもの」・「アルミホイルに貼り付けたもの」です。

アルミホイルに貼り付けた後に切り出しても良いと思いますが、裏表のどちらかは先に切り出す必要があります。

片面が定着前したら、もう片面を転写して乾燥させます。

焦って両面一気にやろうとすると、確実にズレ・破れなど事故が起こります。

片面貼ったら忘れてしまうくらいの勢いで作業しましょう。

お尻には艦名プレートと支柱の白帯デカールがあります。

艦名は平時用の金色と、戦時中のグレー(ほぼ白)が収録されています。

MI作戦中ということなので、今回は後者のグレーを貼り付けました。

支柱の白帯は舵柄信号標の基準位置を表す物・・・だったはずです。(曖昧な記憶)

この支柱の横に信号旗とは違う「標識」のようなものがワイヤーで張られており、舵を切るとその標識が上下することで、後続艦に曲がる方向を示していました。

簡単に言うとウィンカーでしょうか。

赤城特有の物ではなく、戦艦・巡洋艦等にも設置されている、標準的な信号です。

今回とは関係はない写真でアレですが、11番と12番が舵柄信号標です。

残念ながら今回のエッチングパーツセットには含まれておりませんので、白帯のみの表現となります。

小パーツの取り付け

完成へ向けてせっせと小物を取り付けていきます。

艦首旗竿はキット標準のもの。

流石に1/350となると各部の雨樋やらが細かく出来ており、合っているのかは別として勉強にもなります。

パラベーンも金属製に置換。

舷灯も左舷は赤色、右舷はデイトナグリーンと塗り分けています。

若干わかりにくいですが、着艦指示灯も2連は赤色、4連はデイトナグリーンで塗り分けています。

なぜか右舷側は設置する指示がありませんでしたが、パーツ自体はあったので取り付けています。

後部甲板には艦載艇を搭載。

艦橋もクリアコートを行ってから最終的に組み立てしました。

艦橋部はエッチングパーツセットに含まれていないため、キット素組みとなります。

側面の黒板は、文字通り「黒」い板。

緑色の黒板は比較的近年のものだそうです。

飛行甲板の取り付け

いよいよ飛行甲板を取り付けと致します。

黒幕の長さが足りておらず、若干のフローリングが見えているのは気にせずに。

大抵のキットでは飛行甲板はすんなりと収まりません。

このキットも同様、中央部はサクッとハマったのですが、前部・後部共にかなり大掛かりな調整が必要でした。

艦橋・マストを取り付け、アンテナマストに線を張りましたらほぼ完成となります。

完成編

ハセガワ 1/350 航空母艦 赤城
使用したキット メーカー:ハセガワスケール:1/350キット名:日本海軍 航空母艦 赤城 “ミッドウェー海戦”発売日:2021年3月 所感 ボックスアートと説明書を除いて通常品と同じものと思われる。上記に拘りがなければ、通常品(Z25)でもミッドウェー海戦仕様のものは製作可能。 製作難易度は中程度。パーツに対してゲートの位置が悪く、円柱状のパーツのど真ん中にゲートがあるなど多々。中級者以上にオスス...