どうもこんにちは。
雪が降ったりやんだり、寒かったり暖かかったり。
天気に翻弄されるふそやんです。
暖かい日は絶好の塗装日よりなのですが、寒い日は塗装ブースさえも展開したくなくります。
そんなこんなで赤城、終盤戦です。
飛行甲板を仕上げていく
前回までに塗装を終えたので、今回は汚しから。
といってもドロドロに汚すわけでもなく、スミ入れ程度で収めていきます。
まず、タミヤエナメル塗料のXF-10 フラットブラウンをシャバシャバに薄め(大体1:10くらい)、甲板にベシャベシャ塗っていきます。
みるみるモールドが浮かび上がってきて気持ちが良いです。
後戻りは出来ませんが、エナメル塗料は完全乾燥するまではある程度修正が効きます。
遠慮なく、躊躇なくドバドバと塗ってしまいましょう。
全体的に塗布し終えたらティッシュペーパーにエナメル溶剤を軽く付けて、余分を拭き取っていきます。
左がウォッシング後、右が前です。
個人的にクレオスのC44 タンは、そのままだと若干緑に振ってあるため印象が異なると感じています。
そこでフラットブラウンで赤よりに修正してやることで、ちょうど良い色になる、と思います。
個人的に。(保険)
デカールの貼り付け
空母では逃れられない宿命、宿敵のデカールを貼っていきます。
特にハセガワのデカールは
- 糊が強い
- 固い
- 薄い
の三拍子が揃っています。
もうちょっと厚ければ・・・、もうちょっと柔らかければ・・・と思うこと多々です。
いつも以上に油断せず取り掛かりましょう。
まずは艦首から・・・と行きたいところですが、基準も何もない艦首から攻めるのは絶対にNOです。
大人しく基準があるおしりから攻めていきます。
先述した通りハセガワのデカールは糊が強いため、糊をすべて落とす勢いで水に漬けておきます。(5分くらい)
軽く浮いてきたところで貼りたい部分にマークソフターorマークセッターを塗布し、貼り付けていきます。
場所によっては「デカールの上にデカールを貼る」必要が出てきます。
完全乾燥する前にデカールを重ねるのは禁忌ですので、貼ったことを忘れるくらいの勢いで待機しましょう。
重ねるのはNGですが、重ならないなら貼ってもOK。
なので他に貼れる部分をセコセコ貼っていきましょう。
ラインを通す時はいろんな方向から見て、時には視点を近づけて直線が出ているかどうか確かめつつ貼っていきます。
上画像はちょいとズレてますので修正します。
ハセガワあるある。
「何も考えずデカールが設計されている」
パーツ分割の位置に合わせてデカールもカットされているといいのですが・・・。
ハセガワ的には甲板を全部くっつけてから貼ることを想定しているのでしょうか。
仕方ないのでいい感じの部分でカットして貼り付けます。
乾燥を待っている間に艦載艇にお名前シールを貼っていきます。
まあ小さいですが、1/700の比ではありません。
最後にミッドウェー海戦時特有のクソデカ日の丸を貼り付けます。
「日の丸を目標に爆撃したら丁度いい所に当たる」でおなじみのヤツですね。
デカすぎるが故に破れやすく、案の定破れました。
相手方空母に着艦しようとするミスが無ければ、このデカールも破れることは無かったでしょう。
無念。
余剰デカールで補修しておきましょう。
ということで貼り終えました。
まずまずでしょうか。
木甲板の空母は基準となる木目がある分、直線は出しやすいですね。
ラテックスな大鳳、コンクリな信濃なんかは基準が無いので、マスキングテープを横に貼り付けて基準にするなど、工夫が必要です。
今回はここまで
艦尾の20cm砲を塗装して終わりとなります。
本体は佐世保海軍工廠標準色、防水布は灰色9号で。
では。
【今回のキット】