どうもこんにちは。
終盤戦の青葉号、やっていきます。
サードパーティ製パーツのちゃんぽん状態にあるので部品同士の相性が悪く、結構な苦戦をしております。
制限を設けるべきなのか、悩みますね。
細部塗装

前回はおおまかに塗装したところで終えていましたので、続きで細部の塗装から。
甲板上のハッチや採光窓は船体色と同様にC32 軍艦色(2)を筆で塗装しました。
煙突と後檣中央部の黒色部はサーフェイサーエヴォ・ブラックをフリーハンドで。
フリーハンドでは境界線をクッキリパッキリ塗り分けられず、どうしてもボヤけてしまいますが、マスキングテープの粘着質にジャッキステーが耐えられないので致し方なし。
ちなみに煙突上部の黒と、後檣の黒を塗る範囲は規定があるそうです。
後檣においては「煙突黒塗装の下端から上に9m」とされているので、約13mm、青葉では電探下の足場までとなるようです。

キャンバスカバーはクライアントの指示によりC13 ニュートラルグレーを塗りました。
末期の艦ではほぼ白色のキャンバス生地を隠すため”煤”を塗っていたものもありますから、ジャーマングレーくらい濃くても良いかもしれません。
一時期、木甲板も黒い戦艦が居ましたが、あちらも煤を有効利用していたそうです。
レインボーのエッチングパーツに従い、2番砲と3番砲で上部の三脚の形を変えています。
3番砲は何の支柱なんでしょう。
アンテナ線用ではなさそうですが。
ウェザリング~ウォッシング

楽しい楽しい汚しの時間です。
使用するのはタミヤ エナメル塗料のXF-10 フラットブラウンとX-2 ホワイトです。
錆の出そうなところにフラットブラウンを爪楊枝でカリカリと。
塩やら鋼板の凹凸を再現するため、喫水線付近に薄めたホワイトを綿棒でポンポンと置いていきます。
このままでは1/1スケールのシミなので、秘伝のタレでいい感じにボカシて行きます。
作った本人もよくわかっていませんが、秘伝のタレとはスミ入れ塗料ブラック:フラットブラウン:シンナーを3:1:6くらいで割ったものです。
記事ごとに比率が変わっていそうですが、とりあえずシャバシャバな黒茶色であればなんでも良いと思います。

拭き取り&引き伸ばし方向は、雨だれを意識して上下に行います。
ただし、あまり上”下”を意識すると錆の発生点の色が剥がれ、全ての色が下方に集まってしまうので、上方向へ8:下方向へ2くらいの割合で行っています。
艦底部分には溶けた塗料がこびり付いているので、これらは綿棒を用いて完全に拭き取ってしまいます。

いいですねえ青葉型。
全てにおいてバランスが良い感じがします。
欠点は年式と、艦首の合わせ目でしょうか。
小パーツの取り付け

主砲・高角砲その他諸々取り付けました。
ホーサーリールの綱はクライアントの指示に従い、C321 黄土色で塗り分け。
少しくたびれた綱を表現しています。
鋼索(ワイヤーロープ)の場合はメタルブラックが適当かと思います。
鋼索リールはいまいちどこに設置されていたか不明で、かの軍艦雑記帳にも「カバーがされているので見分けがつかない」的な事が書いてあります。
麻綱は「切れても良いもの・切れてほしいもの」に、鋼索は「絶対に切れてはならないもの」に使用されていたことでしょう。

高角砲は角度が揃うように組んでおきたいですね。
係船桁がいい味出してます。

羅針艦橋横の張り出しに付く(キットに指示は無いですが)60cm信号探照灯は、残念ながらスペースの関係で前向きになりました。
台座というか、首の部分を切り刻んでようやく収まるレベルだったので、ここの手すりは無くても良いかもしれません。

連装機銃や艦載艇も設置。
応急舵は右舷後部に。
残るパーツは単装機銃と弾薬箱、舵とスクリュープロペラと・・・。
その他、大きなパーツが2種3個抜けているのですが、お分かり頂けるでしょうか。
唐突にクイズを出題したところで、今回はここまで。
では。
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