ピットロードの島風つくるよ!(4)

1/700 駆逐艦 島風

どうもこんにちは。

ネット回線工事が終わったのでペースを戻していきたいふそやんです。

今回からエッチングパーツを組み付けていきたいと思います。

これからが本当の地獄だ…。

使用ツール

ステンレス板

エッチングパーツを切り出す際の下敷きです。

カッターマット上で切り出すと、ほぼ確実にパーツが曲がってしまうので、金属板の上で切り出します。

ゴッドハンドから出ているガラスカッターマットを使用しても良いかも知れません。

切りっぱなしで角が鋭利なので、角をヤスリでならして裏面に布ガムテープを貼って保護しています。

ゼリー状瞬間接着剤

エッチングパーツは当然ながらプラモデル用接着剤では接着出来ないので、瞬間接着剤を使用します。

液状のサラサラタイプだと接着しにくいので、その場に留まってくれるゼリー状を使用します。

ふそやんは100均で売っているものを愛用しています。

エッチングベンダー

タミヤ製のピンセットベンダー(ITEM No:74117)を使用しています。

手すりパーツや機銃座など、折り曲げが必要なパーツに使用しています。

エッチングベンダー(ITEM No:74067)は大きすぎるので使用していません。

なぜか市場の値段が高騰していますが、生産数が少ないのでしょうか?

タミヤの公式通販サイトではまだ取り扱っているようです。

瞬着硬化促進剤(お好みで)

ガイアノーツのクイックハードスプレーを(極稀に)使用しています。

使用方法を誤っている方を多く見かけますが、注意書きにもあるように「接着面にスプレーする→パーツに瞬間接着剤を塗る→貼り合わせる」といういわゆるプライマーとして使用するのが正しい使用法です。

自己流の切り出し方

なにはともあれ、パーツを切り出していきます。

エッチングパーツはブリッジ(プラパーツで言うところのゲート)でベースと繋がっています。

そのパーツとブリッジの境界線をデザインナイフでプチっと押し切ります。

そこそこの確率でデザインナイフの刃が欠けて吹っ飛ぶので保護メガネを付けておくと良いでしょう。

また、一度でもエッチングパーツを切ったデザインナイフの刃はガッタガタになってしまうので、ある程度使用したら交換しましょう。

たまにピンッという悪魔の音と共に吹き飛んでいくので、パーツをしっかり押さえる、もしくは裏面にマスキングテープを貼ったりして飛ばないよう工夫しておくと、流す涙が減ります。

切り出したものがこちら。

この大きさでもエッチングパーツの中ではまだ大きい方です。

バリが大きく出てしまったモノは金属ヤスリで慎重に整えます。

これを精密ピンセットでつかみ、爪楊枝等で接着剤を点付けして接着位置まで持っていきます。

魚雷発射管から組み立てる

左が魚雷発射管

まずは小物から触っていきます。

ジャッキステー(手すり)が主なパーツとなります。

曲げるようなパーツも無いので真っ先に触るにはいい相手でしょう。

予備パーツも1組分あるので心に余裕を持てます。

ということでプチプチと切り出し、接着したものがこちら。

なかなか様になっています。

ジャッキステーが立体化されるだけで、この2cm満たないパーツでもかなりの存在感を放ってくれます。

なお、接着剤で芋付けしただけなので強度がまったくなく、破壊しやすいので充分注意して保管しておきましょう。

次に艦橋を組立てた

魚雷発射管を終えて気を良くして艦橋へ向かいました。

機銃座の手すりは、デザインナイフの柄に押し付けて曲げた後、接着しています。

艦橋窓は……歪まないよう貼り付けたつもりですが、少し歪んでしまっています。

作例でも歪んでいるのでオッケー 後でピンセットでつんつんして治しておきます。

ここは天蓋と窓枠が一体なので少し組みにくかったですね。

切り取って別々に接着してしまっても良いかも知れません。

今日はここまで

やはりエッチングパーツの組付けは楽しいですね。

たま~にうまく付かずにイラっとさせられますが、その分うまく行ったときの達成感は半端ないです。もう終了でいいんじゃないかと思うほど。

次回は少パーツを組み終えて船体に取り掛かるまで…でしょうか。

では。