ピットロードの島風つくるよ!(5)

1/700 駆逐艦 島風

どうもこんにちは。急な寒さに敗北したふそやんです。

今回も細々としたパーツを泣きながら組み付けていきます。

12.7cm連装砲ちゃんを愛でる

日本の駆逐艦の誇る(?)12.7cm連装砲です。

コイツがなければただの超大型魚雷艇もいいとこなので重要な部品ですね。

島風に載っているのは12.7cm連装砲でも決定版とも言えるD型です。

対空砲火出来なくはないかな~…程度に仰角が引き上げられたのが特徴ですが、残念ながら対空砲火には全く向いていなかったようです。

キットにはネオイクイップメントシリーズの日本海軍 新・艦船装備セット5が付属しており、その中のパーツを使用します。

さっさとジャッキステーを盛ってみました。

裾をぐるりと回っている28番のパーツがなかなかハマらなかったので、中央で分割して接着しています。

無理に接着しようとしてパーツを歪ませてしまうよりは、適当なところでカットしてしまった方がストレスはもとより、見栄え耐久性にも影響するのである程度の妥協も大切です。

これを3個組立てます。

後部機銃座をつくる

このキットの鬼門であろう、後部機銃座を倒していきます。

まずは右下に追いやられているグループJから組んでいきます。

グループJを組んでいく
途中経過

まず台部分(16番)を組立ててから、40番→プラ棒→67番の順に組んでいきます。

プラ棒を先に接着してしまうと40番が入らなくなり、逆にプラ棒を最後に残しておくと67番に干渉して入らなくなる可能性があるので注意します。

なお、脚になるプラ棒は5.3mmにカットしろという指示になっていますが、1mmくらい長くても問題なく船体に組み込めるので、6mm程度に切り出しています。

逆に短すぎると甲板に足がつかずダッサダサになってしまうので、とりあえずで長めに切っておくと良いでしょう。

グループIを組んでいく
これだけで20分かかってしまった

まずは下部の補強板を組みました。

52番と55番を”井”の字に組立てて、残りを組んでいくと比較的楽に組立てられます。

そしてこれを

2個作ります(過呼吸)

紛失・粉砕しても大丈夫なようにパーツがもう1セット分付属しています。

奇特な方は3個作ってみてはいかがでしょうか?私は遠慮しておきます。

よく見るとところどころひん曲がっているように見えますが、気のせいです。

この後ピンセット二刀流で修正しています。

15番にプラのF28パーツを接着してから補強板を接着していきます。

これもグループJと同じく、補強板を先に接着してしまうとF28パーツが入らなくなる恐れがあるので、補強板は後回しにしています。

一瞬ゴミかと間違われてしまいそうですが、こちらは59番のパーツです。

予備が3つも付属しているあたり、強敵感マシマシでしたが実際に最強クラスの敵でした。

これを貼り付けていくのですが鬼のように小さく、通常のピンセットではつまむのもやっとです…。

という事で、今回はこのような先が針のようなピンセットを使用しました。


【ウェーブ 極細ニードルピンセット】

ほそやんさんから頂いたものなのですが、かなり鋭くなっているお陰で小さいものを掴みやすかったです。

作業中に2回刺されました。ゆるさんぞ。

このピンセットを使用したおかげか、今回は一度も失敗せずに接着することが出来ました。

出来たものがこちら。

ハセガワのアレなんかに比べると、パーツ数は少ないものの1つ1つが小さく、目と肩に深刻なダメージを受けてしまいました。

電探を組立てた

島風には当初22号水上電探のみ搭載されており、後に13号対空電探も装備されました。

有名なキスカ島撤退作戦では当時新鋭だった島風の索敵能力に部隊は歓喜したとかしないとか。

13号電探を組立て&比較してみた

こちらは13号電探と呼ばれている、対空レーダーです。

主に航空機を探知するためのレーダーですね。

これまた小さくてパーツの多いものになりますが、補強板よりはカンタンに組み上がります。

エッチングパーツ / ナノ・ドレッドWA14

ファインモールド製ナノ・ドレッドシリーズの電波兵器セットと比較してみました。

左に置いてある明るいグレーの物がエッチングパーツ、ランナーに繋がっているのがナノ・ドレッドの物です。

こう見ると大きさに関してはナノ・ドレッドの物が小さく優勢ですが、横梁が省略されているので情報量的にはエッチングパーツが優位と言えます。

お好みで使用すると良いでしょう。

今回は折角組立てたので エッチングパーツの物を使用していきます。

22号電探を比較してみた
キットパーツ/ ナノ・ドレッドWA14

こちらは22号電探と呼ばれている、水上レーダーです。

主に水上にある障害物や艦船を探知するレーダーで、通称は「マグロ」だそうです。(Wikipedia曰く。なんでマグロ?)

左側のキット付属のパーツも頑張っていますが、全体的に細身なナノ・ドレッドに軍配が上がりそうです。

キット付属のパーツも大きすぎるということはないので、こちらも好みで使用すると良いでしょう。

今回はここまで

船体に上部構造物を載せてみました。

情報量が多くなってきてやったった感が半端ないです。がまだ半分です。

合間合間に四国のハチロクもいじったりしているので記事にしていきたいですね。

では。

【ピットロード 1/700 島風 最終時】