どうもこんにちは。手が足りなくて千手観音に憧れるふそやんです。
ほそやんさんに話したら「2.3本ほしいよね」と言われましたが、3本生えるとしてどこに生やすんだろう…と真面目に考えてしまいました。
今回で島風の組立てを終えて、塗装の準備まで行いたいと思います。
ファンネルキャップに網をつける
ファンネルキャップというのは煙突上部に付いている雨水除去装置のことです。
さらにその頭頂部に雨水侵入防止用の幕を張るためのあみあみがついています。
このパーツは最近だと穴あきでプラパーツが用意されていますね。
比較的新しめのキットではある島風ですが、その小ささからか穴は開いていませんので、エッチングパーツに置換していきます。
いつも通り切り出して所定の形状に曲げていきます。
柔らかいものの上に置いて(今回は手のひら)、丸いものを押し付けて全体的に丸く成形します。
その後、ピンセットで足を整えてから接着します。
これを前煙突に2つ、後煙突に1つ作って中央構造物の工作は終了です。
最初はなかなか形にならず焦ってしまいますが、落ち着いてちょっとずつ曲げていくといつかは形になります。いつかは。
手すりを植える
次に船体をぐるっと一周している手すりを植えていきます。
順番は画像に記入している通りに貼り付けました。
いきなりPE11番から付けようとすると、設置する基準となるものがなくほぼ確実にズレてしまいます。
なので、船首楼甲板はPE12番から、中央~後部甲板はPE13番から作業を初めています。
船首楼甲板に手すりを植え終えました。
ちょっと浮いている箇所がありますね…。後ほど貼り直しておきました。
チェーンタイプの手すりは戦闘時には撤去されるので、戦闘態勢を再現したい場合は不要になります。
チェーンか棒かの判別は垂れ表現があるないかで判別できます。
フェアリーダーをなんとかする
手すりを植えている最中に思ったのですが、船首にあるフェアリーダーの形状がイマイチよろしくありません。
実物は丸みを帯びた青森県のような形状をしているのですが、金型の都合上なのかV字の溝があるだけになっています。
これでは残念すぎるのでエッチングパーツに置き換えます。
使用したのはこちらの フライホーク製 日本海軍艦艇用フェアリーダー です。
様々な大きさ・形状があるので汎用性が高いのでおすすめです。
ただし、エッチングパーツであるが故に厚みがなく、立体感に関してはプラパーツに劣ると思います。
どうしても厚みが気になる場合はファインモールド製のナノ・ドレッドシリーズでフェアリーダーセットが出ていますので、こちらをおすすめします。
旗竿を立てる
旗竿とは、艦首・艦尾に国旗や軍旗を掲げるため設置されている棒です。
当然ながらキットのパーツでは実物換算で電柱ほどはあるので、真鍮線で作り直していきます。
まず、0.3mmの真鍮線をこのように曲げます。
なんの表現やねん と思われそうですが、ここには停泊燈なるランプを吊り下げることが出来るようになっておりますのでその再現です。
艦尾にも同様にランプが付けられたり付けられていなかったりするようですが、詳細は分かりませんでした。
なんかかっこいいのでとりあえず付けておきます。
7mm程度に切り出してから定位置に接着しました。
支えは0.2mmの真鍮線を使用しています。
艦尾にも同様に0.2mmの真鍮線で支えを作っておきます。
旗竿は航行時には倒されるので、今回の場合は停泊時という設定になります。
今回はここまで
エッチングパーツの組立てが終了したので、次回は塗装を行いたいと思います。
思ったより時間がかかっていますが、単純に島風に触れていないだけで、今回の記事分の作業時間は大体4時間ほどです。
細かな追加工作なんかを行っているので実際はもう少しかかっています。
電話アンテナだったり0.66m測距儀の追加だったり…。
いずれこだわり部分も紹介できたらと思ってます。
では。