どうもこんにちは。
今回から1/700 島風 最終時を組立てていきます。
お戦車と違って細かいパーツが多く、予想よりペースが遅いです。
焦っても仕方ないのでのんびり行くことにします。
船体をフルハルにする
説明書の①では「武装を組み立てろ」と指示されていますが、反骨精神むき出しにして③から製作していきます。
このキットはいわゆるウォーターラインモデルとフルハルモデルを選択できます。
今回はフルハルモデルとして組んでいきたいので、オプション(⇔OP)となっている船体下部パーツを使用していきます。
ウォーターラインモデルとは、喫水線より下の部分(水中に潜ってしまう部分)を省略したモデルです。
船体の上下を接着しました。
保持には高儀のホビークランプを使用しています。
1つ250円程度と安く、かなり強く押さえることが出来るので、反り返って合わないパーツを無理やり接着する時に使えます。
このキットは反り返りはなかったのでただの保持具として使用しました。
接合線を処理する
艦首部分です。
欠けもあってか、島風特有の美しいクリッパー・バウが台無しになっています。
パテで埋めてなだらかにしていきましょう。
使用するのはフィニッシャーズのラッカーパテです。
乾燥がそこそこ早く、切削性も良好、パテ自体の色が緑なので削りすぎを防止できてお気に入りです。
接合線に沿って塗りたくっておきました。
パテの乾燥を待つ必要があるので、説明書に従わず一番先に作業を行ったわけですね。
この後、一晩乾燥させてから削っていきます。
ふり出しに戻る
ふり出しと言っても説明書①のことです。
12.7cm連装砲ちゃんを組んでいきますが、厄介な所にゲートがあります。
この場合、ゲートを二度切りしてモールドギリギリまで切り取って(中央)から、デザインナイフで仕上げていきます。
一発で切り取ろうとするとえぐれるので注意しましょう。
処理が終わったら砲身をつけて連装砲ちゃんは完成です。
この砲身はめちゃくちゃ細く折れやすい、かつ予備はないので慎重に作業します。
接着時は砲身同士が”ハ”の字になっていないか、平行になっているかを意識して取り付けます。
島風にのみ搭載された五連装魚雷発射管です。
計画時は七連装だったというのが驚き(当時の標準は四連装)ですが、非常時、人力で動かせないという事で五連装に落ち着きました。
特に注意する点はありませんが、下においてある魚雷部分(D3パーツ)は塗装後に接着するので今は置いてあります。
艦橋と中央構造物をちょこっと
またしても説明書を無視して⑥番、艦橋の組立てを行います。
艦橋基部のパーツ(F20)にはそこそこ太めのパーティングラインが入っています。
水平に入っている二本の線はジャッキステーのモールドなので、削らないように注意してパーティングラインを処理します。
続いて⑦、⑧、⑨と組んでいきますが、塗装後に接着するのでここでは接着していません。
以下のパーツは塗装後に接着するパーツなので、間違えて接着しないようにします。
- 上部構造物
- 連装砲
- 魚雷発射管
- 機銃
また、今回エッチングパーツに置き換えるファンネルキャップのパーツ(F8,F10,F13)は取り付けません。
今日はここまで
やはり船はちまちまとした工作が多いですね。
なかなか進んでいる気がしませんが、冒頭にも書いたとおりのんびりと製作します。
次回はエッチングパーツに手を出していきます。たぶん。
では。