どうもこんにちは。
香川県の冬は2月からが本番、最近では雪がちらつく日もあり。
雪ニモマケズ、早霜の続きです。
手すりの取付け
背景がやかましいですが、ようやく手すりを取付けました。
汎用タイプになっているのでツギハギする必要があり、船首楼甲板の角度も少し異なっているので半ば強引に合わせる必要があります。
また、機銃座の脚・スキッドビームの避ける部分は現物合わせでの調整が必須です。
手すりパーツに余分がほぼないため、何度も仮合わせしつつ設置していきました。
色々と調整が大変でしたが、画像のようにビシっと決まると気持ちいいですね。
マスキング
艦船模型の鬼門であるマスキングです。
駆逐艦は楽な部類ですが、それでも大変なものは大変です。
煙突はあまりキツく縛ってしまうとエッチングパーツが傷んでしまうので、緩めに、ほぼ乗せているだけ状態です。
リノリウム甲板はテープを短冊切りにしてチマチマと貼っていきます。
貼り終えたらMr.マスキングゾル改で隙間を埋めておきます。
喫水線は直線が出るよう、左右でブレが無いよう注意しつつマスクしていきます。
艦首・艦尾の絞り込みに合わせて波打ってしまうと格好悪いですから、細いテープを使用してとにかく直線を意識しました。
古い船だと喫水線がまっすぐではなかったりしますが、模型的にはまっすぐであってほしい所。
船体色の塗装
綿棒と爪楊枝でマスキングテープをしっかり押さえつけたら、船体色の塗装です。
クライアントの希望により、C32 軍艦色(2)を使用しました。
ハイライトとなる天面には、追加でC31 軍艦色(1)を少し添加したちょっぴり明るいグレーを吹いています。
左が軍艦色(2)そのまま、右がハイライトを吹き付けた色です。
光の加減もありますが、ほんのちょっとだけ明るいです。
気のせいと言えばその程度、自己満足です。
マスキングテープを剥がしました。
毎度ドキドキですが、今回は大きなはみ出しもなくクリア出来ました。
中央のリノリウム甲板は少し塗料を持っていかれました。
この程度であれば筆で塗り、クリアコートすればOKです。
小パーツの塗装
舷灯は左赤、右緑で筆塗り。
旗甲板は幕ありの手すりパーツを取付けたため、ホワイトに塗っています。
実物はグレーっぽく見えるので、ススを塗りたくったか染めたものか。
目立たない色に変更しろ、という指令があったハズなので、忠実に行くならグレーでしょうか。
砲身のキャンバスカバーも同様ですが、模型的な見栄えを気にしてホワイトで行く所存です。
変更あらばお知らせ下さい。
艦尾信号灯はそれらしく。
赤はC3 レッド、緑はC66 デイトナグリーン、白はC69 グランプリホワイトを使用しています。
舷灯も同様です。
ホーサーリールのホーサーはC321 黄土色で塗り分けました。
ホーサーは使用していると、海水や何やらの影響でだんだんグレーになっていきますが、こちらも模型的な見栄えを考慮して明るめの色で塗っています。
追加で指令を頂いた救命浮標も塗ってしまいます。
軍艦堂というメーカーが出している3Dプリントパーツです。
従来のパーツでは16個で千何円などしていましたが、こちらの製品はかなりの良心価格でしょうか。
多少なりとも破壊したり、紛失しても痛くない量がセットされています。
サポートを根本で折り取り、筆塗りにて塗装しました。
製品イメージとは逆に赤を凸部に乗せてみましたが、凸高さが大変良い塩梅で塗り分けしやすかったです。
こちらは艦橋側部と、艦尾構造物横に取り付ける予定です。
22号電探はNEパーツ(右)を使用するのですが、左の旧パーツとそんなにサイズが変わらなかったりします。
当時から結構頑張ってたんですね。
と横道に逸れたところで、今回はここまで。
では。
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