どうもこんにちは。
今回も早霜作っていきます。
ファイブスターモデルのエッチングパーツは基本的に合いが良いのですが、やはりNEパーツに組み込むことを考慮されていないため、やや手こずり気味です。
どうしてこうなった、という部分もあり。
波切板・艦橋の設置
キットには波切板のモールドがされていないため、0.15mmのプラ板で作ってみました。
陽炎型にはこの板が無いらしく、夕雲型の特徴であらば再現する他ありません。
サイズや形状がよく分からなかったので、それっぽいかな、という雰囲気にはなります。
無いよりはマシ、程度です。
1番砲は陽炎型より後方に位置しているようなので、取付け穴は後方にオフセットさせています。
艦橋はおおよそ1mm程度後方にずらした形になりますが、実物はもっと後方に位置するか、前後に長いようです。
直後にある吸気筒に当たるか当たらないか、の近さに艦橋の後端があるみたいですが、あまりやりすぎると前櫓が入らなくなったりしてしまいますからほどほどに。
前櫓はエッチング製となりました。
三脚部分は折り曲げられていて強度も十分、見てくれもそれなりですが、上側はペラペラでなんとも言えません。
横梁の上側は斜め後方に出ている梁かと思って曲げましたが、どうも違うご様子。
こちらはWikipediaにあります「早霜」実艦の写真です。
横梁は信号灯が付いている(1)、斜め後方に出た(2)、速力標が付いている(3)と、本来3本なければなりませんが、このエッチングパーツでは水平の2本しかありません。
そもそも形状が異なっていると言うわけですね。
強度の面もありますから、上側は作り直すこととします。
小パーツの組立
ボートダビットは艦橋横に付くものが2種、中央後方に付くものが1種収録されています。
艦橋横に付くものはA24が格納状態、C4がLoading boat state・・・ボートを吊り下げた状態、でしょうか。
今回は後者のC4を組み立てました。
煙突脇のスキッドビームと逆探・ラッタル・爆雷装填台です。
スキッドビーム上にはダメコン用の資材置場でしょうか。
細かく割いた木片を載せると雰囲気が出そうです。
逆探は少し大きめなので、ナノ・ドレッドに置き換えると精密感が出るかもしれません。
前回、鋼板の継ぎ目をサフで生成しましたが、出来が気になりすぎたので余ったサフを塗ってみました。
厚すぎず、薄すぎずで良い感じではないでしょうか。
吹き込んでグラデーションになっていた部分はヤスリで削り落としています。
一安心したところで、今回はここまで。
次回はリノリウム押さえ金具の貼り付けを予定しています。
その金具も夕雲型では銀色説があったり、なかったり。
では。