あけましておめでとうございます。
ふそやんVer.2023です。
今日は特急指定の妙高を続けていきます。
が、ちょっとしたトラブルが発生。妙高の行方や如何に。
プラパーツの組み立て完了
主となる”プラモデル”部分の組み立てが終わりました。
艦橋窓枠と21号電探はエッチング製に交換済み、主錨はファインモールド製WA12 アンカー・菊花紋章セットの物を使用しています。
オーダーにはありませんでしたが、探照灯や2kW信号灯は50005 帝国海軍 汎用装備品セットに入っていたパーツに置き換えています。
3番砲塔はハセガワの説明書とは異なり、5番砲塔と同じく天蓋がフラットなタイプを使用しました。
艦船模型スペシャルNo.40のP82にもある通り、妙高の3番砲塔は5番砲塔と同じ外観をしているためです。
これは余剰となるD12パーツを流用することで解決可能ですので、これまたオーダーにはありませんでしたが交換しておきました。
アンカーチェーンの置き換え
アンカーチェーンはフラグシップ製の超極細チェーンに置き換えています。
これでもオーバースケールなのが1/700の辛いところ。
ちなみに、フラグシップからはさらに0.15mm小さい「超超極細チェーン」という物も販売されております。
入手難度はかなりお高め。
お値段は・・・定価は超超お安いんですが、今はプレミアが付いてしまっている模様。
砲身の置き換え
利根と同様、砲身はアドラーズネスト製のものへ取り替えます。
シャキッとして砲口も開きますが、キャンバスカバーより前の”段”は表現されていません。(代わりにテーパー状になっています。)
砲身をカットして、カットした痕の中心に0.3φの穴を開けて、差し込むだけ。
しかしモノが小さいので中心を決めるのが難しいんですよね。
龍興模型のエッチングパーツについて
まずは主砲から・・・天蓋を合わせてみたところ、ビックリするほど凹凸が合っていません。
まあ、サードパーティ品ですからこんなこともあります。
天蓋は使用しない方向で、お次に素のままではツルツルな側面を・・・。
高さ・長さが合っていません。
おかしいな、と思い改めて説明書を見てみると。
酌情剪切、適当に合わせてカットしなさいということでしょうか。
なるほどね~と思いつつカットして仮合わせしてみましたが・・・。
半端なくコレジャナイ感が。
と、言いますか、形状自体違うような・・・?
ピンと来て画像を漁ると出てきました。
こちらは妙高と同じ20.3cm砲塔でもE3型とされる利根型用の砲塔です。
放熱スリットの形状・側面モールドの配置もピッタリで、龍興模型はE型を参考に製作してしまったのではないか、と思います。
妙高型はD型という、高雄型以降とは全く違った形状をしているため、どうあがいても使用できません。
無理矢理にくっつけてみるとこうなりました。
何もかも合っておりません・・・。
残念ながら、砲塔はキットを素のままで行くしか無いようです。
気を取り直して煙突のジャッキステーを、と思い当ててみたところ・・・。
こちらも全くと言っていいほど合っておりません。
当然のように前側の煙突もブカブカ。
あれこれ試した結果、素直に使えるのはボートダビットやカタパルト、電探など、キットのパーツに無いもの・直接置き換えるもののみと判断。
このまま続行となるか、別のパーツを用いるか、果たして。
キットに恵まれない妙高型、艦NEXTあたりで出てくれるととても嬉しいのですが・・・。
【今回のキットの通常版】