どうもこんにちは。
遅刻の常習犯、ふそやんです。
この妙高は6月中の完成を目標にしていましたが、余裕のぶっちぎりです。
梅雨が・・・梅雨が悪いんや・・・!!
戯言はここまで。
リノリウム押さえ金具を付ける
巡洋艦で避けては通れぬ道、リノリウム押さえ金具の取り付けです。
ディバイダーという工具で幅を測り、エッチングパーツをカットして貼り付けるだけの工程ですが、とても大変です。
大変ですが、見た目にかなりの影響があるので、達成感は半端ないです。
艦首側の取り付けが完了しました。
金色の主張がいい感じです。
この上から塗装してしまうので目立たなくなっちゃうのが少し残念ですが。
艦尾側も設置完了です。
トータルで3時間くらいでしょうか。
今回は迷彩塗装を施すので、塗装の前に取り付けました。
通常では塗装後に取り付けるため、塗装面を傷めないよう注意が必要なのですが、今回はその配慮が必要ない分楽に施工できました。
迷彩塗装様々です。
塗装編
艦底色を保護した後、サーフェイサーで下地処理をしてからC97 灰色9号で塗装しました。
妙高の迷彩はホワイトベースに緑と茶色が散りばめられている系の迷彩ですが、ホワイトをそのまま塗ってしまうと「おもちゃ」感が出てしまいます。
その「おもちゃ」感を出さないため、彩度が落ちたグレー寄りの灰色9号でホワイトを代用することとしました。
迷彩に使用する緑色と茶色です。
C129 濃緑色(中島系)は日本陸軍の色です。
色々検討しましたがこの色がベストかな?と思います。
茶色はC43 ウッドブラウンとリノリウム色で迷いましたが、リノリウム色は「リノリウム」の色であってそういう塗料があった訳ではないので、ウッドブラウンで行くことに。
まずは緑色から。
クライアントからお借りしている資料とにらめっこしつつ、塗っていきます。
有名なお話ですが、妙高の迷彩は右舷側しか資料がありません。
かつ艦尾が切断された頃の資料しかないため、ほとんどフィクションみたいな状態になります。
今回はオーソドックスに「左右対称」とし、資料がない側も同じ模様を描いています。
迷彩塗装は筆で行っています。
先に目安となるラインを描いて、その中を塗りつぶす感じで。
なるべくラインのフチがガサガサになるよう、叩くように描いていきました。
そんなこんなで迷彩塗装が完了です。
緑色と茶色が隣り合っている部分の境目は、少しベースの白色がチラ見えしている感じだったので、それっぽく塗ってみました。
ウェザリング編
黒茶色のエナメル塗料でウォッシングした後、錆汁を描いていきます。
クライアントより「汚しは強めに」という指示を頂いていましたので、少し強めに錆汁を垂れさせてみました。
トーンが落ちて実感的になったでしょうか。
と言ったところで、今回はここまで。
次回完成編です。
では。
【今回のキットの通常版】