1/700 Fujimi 軽巡洋艦 利根(1945)を作る(6)

1/700 重巡洋艦 利根(フジミ・完)

どうもこんにちは。

甲子園がアツくて目を奪われています。ふそやんです。

今回は利根を基本的な工作が終わるまで、やっていきます。

リノリウム押さえを敷ききる

リノリウム押さえという苦行を終え、また一段とかっこよくなってしまいました。

角度によってキラリと光り、なかなか良い存在感です。

上部構造物を設置する

次に残りの構造物を接着していきますが・・・。

予備フロート台が所定位置に収まりません。

どうも、後ろの機銃座に干渉しているようです。

仕方がないので一旦分解して、脚だけを所定位置に接着。

上部(エッチングパーツ番号55)を前進させて接着しました。

予備フロート台を前進させたことにより、しわ寄せが前に行きます。

探照灯台が所定位置に付けられなくなるので更に前、そうすると予備翼端に当たりそうになります。

フジミのエッチングパーツ説明書ではどうなってるのか、と見てみると、予備フロート台を無理やり機銃座下へ押し込んでいる様子。

格子がひん曲がってる様子をデカデカと載せてしまう、相変わらずのフジミクオリティ・・・。

という感じで上部構造物の設置が終わりました。

艦名プレートを設置する

今回は海魂の「IJN艦艇用ネームプレート」を使用。

パーツはいわゆる「ブリッジレスエッチング」となっており、ブリッジ(プラモでいうゲート)を切ったりヤスったり等の作業が必要無い仕様です。

欠点はブリッジでつながっていないため、ポロポロと剥がれていってしまうこと。

本来張られている表面のフィルムは剥がさず、フィルムごと切り出すのが最適解かな、と思います。

ちょっと眺めていましたが、ツッコミどころもあってなかなか面白いです。

「金剛」はたしかに発音は「こんごう」なのですが、艦尾に掲げられる文字としては「こんかう」、「扶桑(ふそう)」は「ふさう」となるはずです。

幸いにも予備は沢山収録されているので、他の艦から1文字もらって来るなど、対処は可能ですね。

「りゅうじゃい」・・・何も言うまい。

設置方法ですが、セロハンテープに貼り付けてから接着剤を塗り、セロハンテープごと艦尾にくっつけると位置決めがやりやすいです。

ドライデカールなんかと同じ要領ですね。

ちなみに右から読む時代ですので、上の写真は逆となります。

正しくは「とね」ではなく「ねと」となります。

貼り付けました。

トップコートを行う際、塗膜を厚めにしておくことで剥がれ防止になります。

探照灯・信号灯を装備する

まずは探照灯(右)と、信号灯(左)から。

レンズ面をマスキングゾルでマスクし、裏面をシルバーで塗装したので、実物同様、奥に反射板があるように感じられます。

フジミ製以外ではグレー成形となっていることが多いパーツですので、クリアレンズに出来るのは長所です。

ファインモールド製ナノ・ドレッドシリーズのものもクリア成形ですので、同じ様にクリアレンズ化出来ます。

実物は、使用しない時は白いカバーがかけられていることが多いので、真っ白に塗ってしまうのもアリかも知れません。

ホーサーリールはヤマシタホビー製のものに交換。

主に駆逐艦用なので、重巡洋艦にはちょっと小さいですね。

ホーサー部分はC44 タンで塗装。

甲板にモールドされていたウィンチも削り取っていましたので、こちらのパーツセットに含まれるウィンチ(7番のパーツ)を生やします。

組み立てほぼ完了

ファインモールド製ナノ・ドレッドシリーズの機銃を生やしました。

舷梯も取り付けました・・・が、えらく外側へハの字型に広がっています。

説明書的にはこれが正しい角度みたいです。

踏み板はウッドブラウンの指示があったので、C43 ウッドブラウンで塗装。

個人的に・・・ですが、舷梯はあまり好きなパーツでは無いです。

シーンが「停泊時」に限られる上、普通に組み立てると主錨は上がった状態となり、矛盾が生じてしまうので。

後部にも取り付け。

ダビッドとの位置関係がやたらおかしいですが、フジミはどういった考えで設計したのでしょうか・・・。

先駆者の「合わない」というのはこういうところだったんですね・・・。

単純に1944用のエッチングパーツだから、1945仕様には合わないんでしょうか。

謎です。

ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、基本的にはいいキットだと思っております。

好きだからこそ、的な。

というところで、今回はここまで。

次回完成となるよう進めてまいります。

では。

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