どうもこんにちは。
甲子園がアツくて目を奪われています。ふそやんです。
今回は利根を基本的な工作が終わるまで、やっていきます。
リノリウム押さえを敷ききる
リノリウム押さえという苦行を終え、また一段とかっこよくなってしまいました。
角度によってキラリと光り、なかなか良い存在感です。
上部構造物を設置する
次に残りの構造物を接着していきますが・・・。
予備フロート台が所定位置に収まりません。
どうも、後ろの機銃座に干渉しているようです。
仕方がないので一旦分解して、脚だけを所定位置に接着。
上部(エッチングパーツ番号55)を前進させて接着しました。
予備フロート台を前進させたことにより、しわ寄せが前に行きます。
探照灯台が所定位置に付けられなくなるので更に前、そうすると予備翼端に当たりそうになります。
フジミのエッチングパーツ説明書ではどうなってるのか、と見てみると、予備フロート台を無理やり機銃座下へ押し込んでいる様子。
格子がひん曲がってる様子をデカデカと載せてしまう、相変わらずのフジミクオリティ・・・。
という感じで上部構造物の設置が終わりました。
艦名プレートを設置する
今回は海魂の「IJN艦艇用ネームプレート」を使用。
パーツはいわゆる「ブリッジレスエッチング」となっており、ブリッジ(プラモでいうゲート)を切ったりヤスったり等の作業が必要無い仕様です。
欠点はブリッジでつながっていないため、ポロポロと剥がれていってしまうこと。
本来張られている表面のフィルムは剥がさず、フィルムごと切り出すのが最適解かな、と思います。
ちょっと眺めていましたが、ツッコミどころもあってなかなか面白いです。
「金剛」はたしかに発音は「こんごう」なのですが、艦尾に掲げられる文字としては「こんかう」、「扶桑(ふそう)」は「ふさう」となるはずです。
幸いにも予備は沢山収録されているので、他の艦から1文字もらって来るなど、対処は可能ですね。
「りゅうじゃい」・・・何も言うまい。
設置方法ですが、セロハンテープに貼り付けてから接着剤を塗り、セロハンテープごと艦尾にくっつけると位置決めがやりやすいです。
ドライデカールなんかと同じ要領ですね。
ちなみに右から読む時代ですので、上の写真は逆となります。
正しくは「とね」ではなく「ねと」となります。
貼り付けました。
トップコートを行う際、塗膜を厚めにしておくことで剥がれ防止になります。
探照灯・信号灯を装備する
まずは探照灯(右)と、信号灯(左)から。
レンズ面をマスキングゾルでマスクし、裏面をシルバーで塗装したので、実物同様、奥に反射板があるように感じられます。
フジミ製以外ではグレー成形となっていることが多いパーツですので、クリアレンズに出来るのは長所です。
ファインモールド製ナノ・ドレッドシリーズのものもクリア成形ですので、同じ様にクリアレンズ化出来ます。
実物は、使用しない時は白いカバーがかけられていることが多いので、真っ白に塗ってしまうのもアリかも知れません。
ホーサーリールはヤマシタホビー製のものに交換。
主に駆逐艦用なので、重巡洋艦にはちょっと小さいですね。
ホーサー部分はC44 タンで塗装。
甲板にモールドされていたウィンチも削り取っていましたので、こちらのパーツセットに含まれるウィンチ(7番のパーツ)を生やします。
組み立てほぼ完了
ファインモールド製ナノ・ドレッドシリーズの機銃を生やしました。
舷梯も取り付けました・・・が、えらく外側へハの字型に広がっています。
説明書的にはこれが正しい角度みたいです。
踏み板はウッドブラウンの指示があったので、C43 ウッドブラウンで塗装。
個人的に・・・ですが、舷梯はあまり好きなパーツでは無いです。
シーンが「停泊時」に限られる上、普通に組み立てると主錨は上がった状態となり、矛盾が生じてしまうので。
後部にも取り付け。
ダビッドとの位置関係がやたらおかしいですが、フジミはどういった考えで設計したのでしょうか・・・。
先駆者の「合わない」というのはこういうところだったんですね・・・。
単純に1944用のエッチングパーツだから、1945仕様には合わないんでしょうか。
謎です。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、基本的にはいいキットだと思っております。
好きだからこそ、的な。
というところで、今回はここまで。
次回完成となるよう進めてまいります。
では。
【今回のキット】