どうもこんにちは。
先週は暑さで溶けてしまいました。ふそやんです。
前回、エッチングパーツを大まかに取り付けたので、今回はその続きから。
説明書に抜けが多い件
こちらがエッチングパーツに付属する説明書です。
解像度が低いのでちょっと見にくいですが、結構な数のパーツに番号が指定されていません。
パット見でどこにどのパーツが付くのか大体は分かるのですが、ラッタルなんかは指定が無いと大変です。
手すりパーツも、フェアリーダーを削った上で取り付けられており、何かしらの加工をしないと付けられません。
後年のロットでは改善されているのかな、と筑摩DXを見てみたものの、全く同じ説明書が入っていました。
フジミくん!こういうとこやぞ!
ちょっとした愚痴でした。
予備フロートについて
利根型は航空巡洋艦とも言われますので、航空機の予備部品が多数搭載されています。
予備翼、予備フロートが煙突脇に設置されていますが、問題は後者。
上画像の通り、枠よりフロートの方が長いため、枠内に収まりきりません。
仕方がないのでフロートのお尻を少し切り飛ばして、ちゃんと入るようにしました。
これで雨が降っても安心ですね。
艦載機の組み立て
艦載機は零式三座水上偵察機こと零式水偵が、航空巡洋艦としては控えめの2機。
翼が極厚なので、ヤスリでガシガシ削って右側のように薄くしておきます。
貴重となってしまったクリアキャノピー仕様。
整形色を生かすため、キャノピー部分をマスキングゾル改でマスキング。
ついでに探照灯・信号灯も、レンズ部分をマスキング。
組み立て完了!
やはり利根型はかっこいいですね。
主砲が全基前甲板に集められた姿、コンパクトな艦橋、大きなクレーン。
前後マスト上に立っている信号灯は、実物に合わせて前部マストは左、後部マストは右としています。
前後の旗竿は真鍮線で作り直しています。
後部甲板の増設された機銃座は、純正エッチングパーツだと4基分足りないのでプラパーツを使用。
1944年仕様だと純正分で足ります。
塗装開始
プライマーを塗装後、サーフェイサーで下地を作ってから塗装です。
C29 艦底色を底面へ、C606 リノリウム色を甲板へ吹き付けました。
なお中央の甲板ですが、クレーン横までリノリウム抑えモールドが掘られていますので、そこまで塗装しています。
塗装図では艦首側(画像では右)の前端から前部高角砲までがリノリウム色の指定。
タミヤ製1/350利根だと飛行機作業甲板を含めた全て、リノリウムが敷かれていた設定になっています。
実物ではどうだったのか・・・。
飛行機作業甲板で撮影された記念写真が残っていたような・・・?
時期によって変化する場合もあるので、何が正しいとは一概には言えません。お好みで。
今回はここまで
ようやく塗装に入った利根、今の所、大きなミスはない・・・ハズ。
次回は地獄のマスキングから。
前回・前々回利根型を製作した時は、マスキングだけで7時間ほどかかった記憶がアリ・・・。
ダイレクト宣伝。
フジミ純正のカッターも良いとは思いますが、ナノ・ドレッドを見てしまうといけません。
オススメです。
では。
【今回のキット】