KATO製双頭連結器の先端をTNカプラーに交換する

ヨ28000形

どうもこんにちは。

前回のヨ28000製作記事を書いた後、「そう言えば連結器のこと触れてすら無いな~」と思ったのでちょろっと書いていきます。

今回の記事をマネすると、KATOの機関車にTN双頭連結器を取りつけることが出来ます。

さらに応用するとボディマウントTNカプラー(以下BMTN)の胴受けに入れられるので、オランダ村特急ゆうマニなんかで使えます。

なお、加工は自己責任でお願いします。

【前回の記事】

準備するもの


  • KATO Z01-0760 双頭式カプラー(フック無)
  • TOMIX JC70 双頭形TNカプラー(黒)

パーツは上記2つが必要です。

工具はピンバイスのみ、0.5mmφと0.8mmφがあれば充分です。

分解する

双方ともナックル部分を分離させます。

精密ドライバーでこじると簡単に取り外せます。

両者とも凹凸を噛ませることでナックルの回頭が可能な構造になっていますが、それぞれ凹凸が逆に配置されているのが面白いポイントです。

しかしその影響でTOMIXの腕(凹)にKATOの頭(凹)を付けることが難しくなっています。

まあ、古より伝わるTOMIX車にKATOナックルを取り付ける方法が使えるので、難しかろうが何だろうが、という感じではあります。

KATOの腕に穴あけ

の中にある凸を切り飛ばした後、穴あけします。

先端上下に丸いモールドがあるので、その中央に0.5mmφ→0.8mmφの順で穴あけしました。

ここで中央をハズすと、薄くなった穴のフチが千切れたり、根元に寄ってナックルが干渉して回頭しなくなったりします。

TNの頭を取り付けて完成

少しキツイですが、TNのナックルをはめ込んで完成です。

慣れたら1個5分もかかりません。

なおKATOの腕には上下があり、上画像のものは上下逆に取り付けてあります。

KATO製の機関車に取り付ける場合は上画像とは逆に組み付けましょう。

BMTNの胴受けや、ヨ28000形の延長台枠に取り付ける場合は上画像の向きでOKです。

応用編・BMTNやヨ28000に取り付ける場合

そのままでは厚すぎて入らないので、根元部分の下面を0.5mmほどスライスして薄くします。(BMTNの場合は上面も現物合わせで薄く。)

そして首振りの障害になる根元の突起をニッパー等で切り飛ばせばOKです。

後はカプラー部分を取っ払ったBMTNに差し込んで、ネジ止めすればボディマウント双頭連結器の完成です。

ちなみにヨ28000形延長台枠には1mmφの穴があいているので、カプラーを差し込んで1mmφのプラ棒か真鍮線を刺せば固定完了です。

後は好き勝手に遊びまくるだけです。

伸縮しないのでどうしても腕が SUPER LONG になってしまい、見た目が少しばかり残念ですが致し方ないでしょう。

耐久性はTNを開放するだけの力を加えても(今の所)破損していないのでそこそこかなと思います。

ではまた。