どうもこんにちは。
地味に電気工事士なふそやんです。
今回はマイクロエースの783系、初期に発売されたモデルのライトをLED化していきます。
状態を見ていく
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/R_783led001-1024x768.jpg)
まずはバラシ…は依頼者さんが行ってくれていましたので、電気を流して極性を確かめます。
使用したのは単三電池2本、大体3Vに達しない程度の電圧ですが…。
暗い、暗すぎます。
これでは走らせても興ざめしてしまいます。
製品が発売された時期が時期なので、仕方が無いといえばそうですが。
脚を残して全撤去した
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/R_783led006-1024x768.jpg)
早速基盤上の設置物を、通電に必要な脚を残して退去して頂きました。
ここで脚が刺さっていた穴を0.8mmのピンバイスで拡張しておきます。
麦球の脚はかなり細く、対してLEDの脚は太めなので、そのままの穴径ではLEDの脚が入りません。
LEDの取り付け
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/R_783led003-1024x768.jpg)
基盤の準備が整ったので、お次にLEDの準備を行います。
今回使用したのは以下の通りです。
- 3mm 白色LED 【OSW54K3131A】
- 3mm 赤色LED 【OSR7CA3131A】
- 金属皮膜抵抗 1/4W 510Ω
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/R_783led004-1024x768.jpg)
まず、長くスレンダーな美脚を根元で90度折り曲げます。
曲げる際は極性に注意しましょう。(1敗)
アノード・カソード(いわゆるプラス・マイナス)を間違えて取り付けると、最悪の場合破損したり焼けたりします。
下ごしらえはココまで、後はササッとはんだ付けして完成です。
完成!
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/R_783led008-1024x768.jpg)
まずは前照灯用の白色LEDをチェック。
3Vをかけていますが、相当明るくなりました。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/R_783led002-1024x768.jpg)
ちなみに純正と比べるとこう。
お話になりませんね。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/R_783led007-1024x768.jpg)
後退時は赤のLEDが点灯します。
ライトプリズムが赤に着色されているので、別に白色LEDでも良いと思います。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/R_783led009-1024x768.jpg)
ケーシングに戻してチェック。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/R_783led010-1024x768.jpg)
前進・後退共にいい感じに点灯しています。
最後にテスターを使用して510Ω以上出ているかをチェックし、納品となりました。
安全運転の要として、頑張って光散らしてくれるといいですね。
では。