【N】783系のライトを LED化した

【製作記】

どうもこんにちは。

地味に電気工事士なふそやんです。

今回はマイクロエースの783系、初期に発売されたモデルのライトをLED化していきます。

LED化は簡単な作業ですが、真似されて失敗しても一切の責任は負いません。

状態を見ていく

まずはバラシ…は依頼者さんが行ってくれていましたので、電気を流して極性を確かめます。

使用したのは単三電池2本、大体3Vに達しない程度の電圧ですが…。

暗い、暗すぎます。

これでは走らせても興ざめしてしまいます。

製品が発売された時期が時期なので、仕方が無いといえばそうですが。

脚を残して全撤去した

早速基盤上の設置物を、通電に必要な脚を残して退去して頂きました。

ここで脚が刺さっていた穴を0.8mmのピンバイスで拡張しておきます。

麦球の脚はかなり細く、対してLEDの脚は太めなので、そのままの穴径ではLEDの脚が入りません。

LEDの取り付け

基盤の準備が整ったので、お次にLEDの準備を行います。

今回使用したのは以下の通りです。

  • 3mm 白色LED 【OSW54K3131A】
  • 3mm 赤色LED 【OSR7CA3131A】
  • 金属皮膜抵抗 1/4W 510Ω

抵抗は必ず450Ω以上のものを使用して下さい。
51Ωのものに置き換えたら明るくなった!」という記事を見ましたが、絶対に真似してはいけません。

まず、長くスレンダーな美脚を根元で90度折り曲げます。

曲げる際は極性に注意しましょう。(1敗)

アノード・カソード(いわゆるプラス・マイナス)を間違えて取り付けると、最悪の場合破損したり焼けたりします。

下ごしらえはココまで、後はササッとはんだ付けして完成です。

完成!

まずは前照灯用の白色LEDをチェック。

3Vをかけていますが、相当明るくなりました。

ちなみに純正と比べるとこう。

お話になりませんね。

後退時は赤のLEDが点灯します。

ライトプリズムが赤に着色されているので、別に白色LEDでも良いと思います。

ケーシングに戻してチェック。

前進・後退共にいい感じに点灯しています。

最後にテスターを使用して510Ω以上出ているかをチェックし、納品となりました。

安全運転の要として、頑張って光散らしてくれるといいですね。

では。