JR九州 ヨ28000形をつくった

ヨ28000形

どうもこんにちは。

変な車大好き、ふそやんです。

今回はかつてJR九州が保有した異端車「ヨ28000」を作ったので紹介していきます。

ヨ28000とは

非電化路線に電車を乗り入れさせる際に改造された電源車です。

詳しくはWikipediaを参照して下さい。

1987年に2両がヨ8000形から改造されました。

改造直後は白一色で塗装されていましたが、ハイパーサルーンこと783系が投入された際に赤帯が追加されました。

また後年に煙突と吸気ダクトのフードの形状が変更され、1995年の廃車まで活躍しました。

製作に使用したもの

  • ヨ28000形改造パーツセット(自作・後述)
  • TOMIX 92599 JR貨車 ヨ8000形(グリーン)二軸貨車セット
  • TOMIX JC70 双頭形TNカプラー(黒)
  • TOMIX PB-303 ハーフガーランド(キハ58-1100用)
  • KATO Z01-0760 双頭式カプラー(フック無)
  • KATO Z06-1441 ジャンパ栓(キハ58系)

今回はTOMIXのTNカプラーに連結する前提で製作しました。

KATOカプラーに連結する場合はJC70は必要ありません。

種車は(入手できれば)単品のヨでも、KATO製でも問題ありません。

ヨ28000形改造パーツセットについて

3Dプリンターで出力した主に自分用のパーツセット。

左上から吸気フード(初期型/改造後)、延長台枠、機器箱(小/大)、煙突(初期型/改造後)です。

基本的に見えない位置にサポートを生やしているので、ポキっと折り取って軽くヤスリかけるだけで使用できます。

TOMIX製ヨ8000形に寸法をあわせているため、新旧問わずKATO製に合うかは分かりません。

製作

妻板編

まずバラバラに分解します。(省略)

手ブレーキの無い側(ヨ8000の場合1エンド?)の解放テコとテールランプの縦配線を削り取ります。

ハセガワのモデリングチゼルや、デザインナイフの平刃なんかがオススメです。

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コチラ側には延長台枠が付きます。

延長台枠に凸モールドを付けているので、これを妻板の凹に合わせて接着します。

ボディ編

トイレ側ではない方、窓が3つある側に吸気フードを付けます。

元の窓ガラスを接着してエポキシパテで埋めていきます。

初期型ではドアは見えなくなるので埋めなくても良いでしょう。(後期型は丸見えなので埋める必要があります。)

反対側には機器箱を設置します。

画像では逆に置いていますが、窓が有る方に細いパーツ、ハッチが有る方に大きいパーツを接着します。

※ボディが逆です

屋根の残念なモールドは全て削り落として、ベンチレーターをHGキハ58の物に交換。

中央のストーブの煙突があった場所にはパーツセットの煙突を接着します。※向きに注意。吐出口がトイレ側を向くように。

台枠の突起にはKATOキハ58用ジャンパ栓を接着。

双頭連結器はKATOの腕にTOMIXのカプラーヘッドを移植して、HG485系と連結出来るようにしています。

塗装

白一色なので簡単です。

ただしABSとPOMの塊なのでガイアマルチプライマー、もしくはミッチャクロンは必須。

塗装変更後・改造後を作る方はDE10ハイパーサルーン色に合わせて赤帯の塗装が必要です。

走行装置部分は黒で塗り分け。

何気にモールドが複雑なので、大雑把にエアブラシで吹いて、筆で塗り残しを潰していくと良いと思います。

完成

デカールを貼って完成です!

双頭連結器を回転させればDE10とも連結可能です。

こぢんまりとした外観がとても可愛らしいです。

実車は短命で、模型化にも恵まれていませんが、作ってしまえば無限に遊ぶことが出来ます。

以上、少し変わり種の紹介でした。

パーツセットは何個か製作したのでヤフオクに出品するかもしれません。

興味の有る方は是非どうぞ。

では。

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