どゅるっとこんにちは。
あまりにも進捗がなくお茶を濁そうと画策するふそやんです。
今回は小物の塗装を行ったので紹介していこうと思います。
今回の塗装はすべて筆で行っています。
舷灯と救命浮環
まずは艦橋周りです。
と言っても艦橋側面にある舷灯と救命浮環くらいしかありません。
舷灯は左右で色が違うので注意します。
右舷側(写真手前)が緑、左舷側(写真奥)が赤になっています。
この頃は色付きガラスを使用しているにも関わらず、なぜか舷灯台も同色に塗られているので再現します。
救命浮環は45度ずつ紅白に塗り分けられています。
現用艦の救命浮環(オレンジ一色)とは違っているので注意します。
後部構造物の右舷側にも救命浮環がモールドされているので塗装します。
他、スクリューシャフトを銀色に塗っていますが、ここは未だに何色なのか結論が出ていない(であろう)箇所です。
真鍮製だったからスクリュープロペラと同じ金色である説、銀色だった説、艦艇色と同色に塗られていた説…。
ふそやん的には視覚的に「銀色」だった方が面白いので銀色に塗装しています。
ただし、大型艦である空母”天城”の転覆映像からは艦底色に塗られていることが確認出来るので、大型艦は艦底色に塗装するようにしています。
艦尾信号灯
後部マストには艦尾信号灯と呼ばれる、後続艦に対する信号を表示するものです。
点灯する場所によって作戦行動であったり速度であったりを伝えていたそうです。
信号灯になる前は時計のような文字盤がついていた、と記憶しています。
主砲・魚雷発射管
主砲については防水布と砲身先端上部、砲身のさきっぽに色を入れています。
防水布(砲身の付け根にあるモコモコ)は時期によって色が変わっていたと言われています。
戦時中の重巡”妙高”の写真では黒っぽくなっており、「煤を塗っていたのではないか」という考察がありますね。
他にも戦艦”大和”・”武蔵”にも黒く見える写真が残されています。
ふそやん的には白が好きなので白で塗っています。
砲身先端と、魚雷発射管の先端には白を塗装します。
どちらも混乱した状況にあってもどこを向いているか瞬時に判断できるように、という意味だったかな?詳しくは忘れました。
砲身上部については戦争中期以降に塗装されています。
開戦時を再現する場合には不要なので注意しましょう。
砲身のさきっぽには黒をちょんと塗る定番の塗装を行っています。
こうすることで「いかにも開口されているように見える」とか。
内火艇・カッターボート
どちらも塗装指示通りに塗装しました。
カッターボートはキット純正品だと取り付け用の穴がデカデカと開いてしまっているので、ファインモールド製のカッターボートに交換しています。
今回はここまで
すごく地味な細部塗り分けですが、思ったより効果が出るので楽しい作業ではあります。
すごく地味ですが(2回目)
次回はリノリウム抑えの表現…になるでしょうか。
第二の苦行です。
大変やりたくありませんが、見栄えが大幅に向上するのでやらないわけには行きません。
では。