どうもこんにちは。アシスタントのふそやんです。
今回は個人的ラスボスである組立て式履帯を滅ぼしていきます。
攻略本を読む
まずはラスボスの特性を知るため、攻略情報を収集していきます。
ありがたいことにタミヤさんのキットには攻略本が付属しており、軟弱モデラーのふそやんにも安心安全の仕様になっています。
早速確認して挑んでいきましょう。
図を見ると、右側(車体前側)のA21のパーツから付けていくよう指示されています。
が、これはラスボスの仕掛けた罠です。信じてはいけません。
図に従って取り付けてしまうと、起動輪に沿って円形になってしまいやすく、次に取り付けるA16のパーツにうまく繋がらず、履帯がS字を書いてしまいます。(伝われ)
なので、まずはA21の基準となるA16(の基準になるA17)から取り付けていきます。
組立て開始
まずはA17を底面に置き、A16を合わせてみます。
すると、このように急角度で折れ曲がっているかのようになっています。
これでは履帯の柔軟性(?)が全く表現されていませんので、加工していきましょう。
まずはA16パーツのA17パーツにつながる側の履帯を1枚、エッチングベンダーで掴みます。
そのまま折れない程度に力をかけて、ゆっくりと曲げて角度をつけます。
A17パーツと合わせて、なめらかに繋がっているように見えたらOKです。
これを基準にA21パーツを取り付けて行きましょう。
取り付ける際はマスキングテープがあれば、形の保持がしやすいのでオススメです。
後方も同じように組み付けたら片側完成となります。
履帯同士を接着する際は、転輪に接着剤がつかないようにしましょう。
どこか1箇所(今回の場合マスキングテープが貼ってある上面)のつなぎ目を接着しないでおくと、転輪が取り外しやすくなります。
いわゆる”C組”と呼ばれるやり方になります。
一箇所開口部があるのでCの字に見えるから…ということらしいです。
履帯と転輪をくっつけてしまうやり方を”ロコ組”と呼びます。
海外メーカーの”ロコ”という会社が販売していたキットで、履帯と転輪が一体成型されていたことからその名前になったそうです。
もう片側も組立ててたらそのまま一晩放置します。
すぐに外そうとすると、接着剤が完全硬化していない所に負荷をかけることになるので、バラバラになってしまいます。
そうなると涙の再組立てが待っていますので、慌てず騒がず寝かせます。
履帯完成!
一晩寝かせて取り外したものがこちら。
無事外せたら、念の為にもう一度接着剤を流し込んでおきましょう。
こうすることで、組み付ける際にバラバラになって涙することがなくなります。
今日はここまで
どうにかラスボスを滅ぼせたので、次回は細かい部品を取り付けてから塗装となります。
折れた予備履帯フックも印刷しなおさないといけないので、やることはまだまだありそうです。
では。