どうもこんにちは。
歯医者は偉大です。毎週通いたいくらい好きになりました。
ふそやんです。
今回も軽巡 矢矧 やっていきます。
ギリギリですがなんとか今月中に完成ができそうです。
今回は最終仕上げ一歩手前まで行きます。
艦名板を設置する
船のお尻付近に必ずと言っていいほど書いてある名前を付けていきます。
依頼者さんの希望により、今回は金色で仕上げていきます。
平時は金色、戦中は船体色で塗りつぶされるか、板自体を外されていたそうです。
ちなみに、金色と言っても塗装されていたわけではなく、真鍮板の地の色そのままだった・・・と記憶しています。
使用するのはレインボーモデル製の天一号作戦用エッチングです。
1文字0.7mmくらいでしょうか。
えらくちっちゃいですが、ちゃんと文字の形をしています。
これを切り出して瞬間接着剤で付けていきます。
切り出しても巧みな設計のおかげでか、文字がバラバラになったりしません。すごい。
貼り付けました。
ぎはや・・・ではなく、右から読んでやはぎです。
実物がそもそも真鍮製で、エッチングパーツも真鍮製なので、無塗装そのままが丁度いいと思い塗装していません。(すでにプライマー処理されていましたが、剥がして使用しています。)
この艦名板、実物矢矧は戦中に竣工しましたので、そもそも設置されていたのかどうか怪しいところです。
しかし模型ですし、ふそやんはあった方が好きなので問題は無いですね。無いです。
汚しを行う
避けておいたパーツをある程度取り付けたところで、ウェザリングを行います。
タミヤエナメル塗料の白・オレンジ・ブラウンをテキトーに点々と配置していきます。
ちょっと乾いたかな?程度になったら、溶剤をつけた平筆でダバーっと荒らしていきます。
雨だれっぽくなるよう、上下方向に引き伸ばしていきます。
いい感じに汚れました。
このままではサビ的な成分が少ないので、追加でブラウンを垂らして汚しは完了です。
機銃を設置する
対空防御面が心配になってきたので機銃を設置していきます。
全体を船体色で塗った後、銃身とマガジン部分を黒鉄色で塗り分けています。
機銃の塗色についても様々な考えがあります。
映画「男たちの大和/YAMATO」では、銃身はもちろん、本体も黒で塗装されていました。
正直、白黒写真だと分かりませんし、各艦で違う場合もあります。お好みで。
防盾は船体色が良いのかなと思い、そうしています。
最後方に増設された三連装機銃ですが、防御壁?を説明書とは逆向きに取り付けています。(説明書だと開口部が船尾側になる)
ハセガワの1/350矢矧の説明書では、開口部が船首側にありました。
この機銃は船の尻を守るためにあると思われるので、開口部は船首側が正解なのかな?と思ってそう取り付けています。
パーツはファインモールド製のナノ・ドレッドを使用しています
このシリーズの機銃が登場してから、各社一斉に機銃のリニューアルを始めましたが、ナノ・ドレッドに勝るものはまだ出ていません。
銃身と台座を分けて2ピース構成にして作業性で勝負したり、価格で勝負したりと頑張りは見られますが・・・。
エッチング製機銃というものもありますが、ペラペラなのでハリボテ感があり、それはそれでどうなの、という感じです。
だらだらと文句を連ねてきましたが、とりあえず「ナノ・ドレッド買っとけ」です。
単装機銃も組み立て、塗り分けた上で設置していきます。
この作業中、ボウフラの観察という言葉が浮かびました。
それだけです。
菊花紋章を取り付ける
一通りパーツが付け終わりましたので、残しておいた菊花紋章を取り付けます。
キット付属のパーツはもっちゃりしており、見栄えが悪かったのでここもナノ・ドレッドに交換です。
GX210番のGXブルーゴールドで塗装してみましたが、脳内にあるゴールドに近い色で好きになりました。
C9番のゴールドはなんか銅色っぽいんですよね・・・今後スクリューなんかはこれで塗っていこうかと思います。
菊花紋章の交換は依頼者さんのオーダーには入っていませんが、サービスということで。
取り付け完了です。
本体組立完了!
トップコートを吹き付けて、本体の組み立てが完了しました!
長く辛い戦いだった・・・と終わりの雰囲気を出したい所ですが、まだ空中線が残っています。
あと一歩!
今回はここまで。
では。
【今回のキット…の新版】