どうもこんにちは。
長々続けてきた軽巡 夕張も、今回で一区切りとなります。
長かったような、短かったような。
毎回同じようなことを書いている気もします。
では続き。
軍艦旗・将旗の製作

いつも通り、アルミホイルにデカールを貼り付け、形を付ける方式で旗を製作していきます。
旗のデカールはファイブスターモデル製FS710039で、軍艦旗は④番、少将旗は⑰番を使用します。
ともにクリア部分をカット、コマ毎に分解してからアルミホイルに貼り付け。
貼り付ける際にはマークソフターを使用してガッチリと食いつかせます。

片側を貼って十分に乾燥したら、三方を切り出してもう一方を貼り付けます。
少将旗は点対称なので貼る際に気をつけることはありませんが、中将旗や軍艦旗は向きに気をつけないといけません。

一方を切り残しておくと、この様にクリップで挟んで安全に乾燥・保管させられます。
乾燥前にカッターマット他、適当な場所に置いてしまうと、デカールが張り付いて破れる危険があります。
十分に気をつけましょう。(過去2敗)
飾り脚の磨き出し

今回も金属製飾り脚を磨きます。
メディアはピカール、バフ代わりに綿棒とティッシュペーパーで、一生懸命磨きます。
左が磨いた後のものですが、やはり写真ではうまく伝わりませんね。
色に深みが増し、光に淀みがなくなった・・・ような感じがします。
ぱっと見ではぜんぜん違うんですが。
ウェザリング

付けられるパーツをすべて付けた後、汚していきます。
使用するのはタミヤエナメル系塗料のXF-10 フラットブラウンとX-2 ホワイトです。
サビや油が垂れてそうな部分はブラウンで適当に縦線を描き、喫水線付近にはシャバシャバに薄めたホワイトで”シミ”を作ります。
この”シミ”は1/1スケールのシミなので、当然このままで放っては置けません。
溶剤で上下に引き伸ばし、過剰だと感じた部分は拭き取ります。

そうするとこんな感じ。
よれた感じが出ているでしょうか。
少し前まではブラックを上下に塗り伸ばしていましたが、ホワイトの方が”色褪せている”感が出て良いと思います。


全体を見るとこう。
ところで、とてつもなく超重大なエラーを起こしているのですが、分かるでしょうか。
正解はCMの後。

正解は前側のブラストスクリーンでした。
ずっと大型のソロモン海戦時用の物を付けていましたが、最終時は少し尖った小型のものになります。
弘法にも筆の誤りと言う言葉があります。
一般人は100発くらい間違えて然るべき、ということですね。
空中線の取り付け

空中戦にはいつも通り、インフィニモデルのストレッチリギングを使用します。
ホワイトは各種ロープ、ブラックはアンテナ線として使用します。

まずはホワイトを張りました。
ボートダビットの固定ロープは、クライアントのリクエストを反映して取り付けました。
実物がどうだったのかは不明です。

次にブラックでアンテナ線を張りました。
夕張の面白いところが、前後の末端部は旗竿に向かっていないという所でしょうか。
よく見ると手前で終わっています。

艦尾側も、このように少し手前の脇に固定されているようです。
実際にはアンテナ用支柱があったようですが、今回は手すりの支柱に固定しました。
最後に旗を取り付け、クリアコート、スクリューを取り付けて完成となります。
完成記事は直後に上がる予定です。
では。
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