どうもこんにちは。
最近は吹雪が多く、瀬戸内海気候とはなんだったのかと問いたい日々です。
完成間近になって横転させてバラバラになるのも、寒さのせいにしておきましょう。
艦載艇の塗装

内火艇はNEパーツのもの、カッターボートはナノ・ドレッドの7mを使用します。
塗装は塗り分け指示通りに行っております。

今までは木製部分にC44 タンを使用していましたが、今回初めてC21 ミドルストーンを使用してみました。
タンより暗く緑が強いイメージで、単体で見ると違和感しか無かったのですが、塗装を終えると良い感じに。
軽く調べた感じでは、ミドルストーンの色合いのほうが正しいようです。
右上のカラーガイドではG21となっているのは御愛嬌でしょうか。
ウェザリング

付けられるパーツを取付けて、軽くウェザリングをしていきます。
この時点では前部マストがやや前のめりになっていますが、この後転倒させてバラバラになってしまい、組み直したので後々修正されます。
フラットブラウンでサビ垂れを、ホワイトで塩分だなんだの汚れを表現していきます。

フラットブラウンを細い筆でデレーっと載せ、喫水線付近にシャバシャバに薄めたホワイトを叩くように載せます。
次にスミ入れ塗料ブラック+フラットブラウンで作った黒茶色を、シャバシャバに薄めてから幅広の筆で塗り拡げ。
最後にエナメル溶剤で上下に引き伸ばして完了です。
いい感じにボヤっとしてくれたかな?

このあたりで横転させてしまい、マストは前後とも組み直しになりました。
前部マストの角度が気に入らなかったので良い機会だったと言い聞かせ。
羅針艦橋から出てすぐの屋根部は、おそらく天幕であろうと思われるのでホワイトに塗り分けています。

この角度だと汚し具合が分かりやすいでしょうか。
魚雷発射管の先端はホワイトに塗られている艦もありますが、竣工時の早霜・姉妹艦の清霜・朝霜を見ても塗り分けが無いように見えたので、軍艦色のままとしています。
推進軸はスクリューと同じくGX210 ブルーゴールドで塗装しました。
小パーツの取付け

最後のお楽しみ?の単装機銃はナノ・ドレッド製。
サイズは蚊より小さいので無くさないよう、ひん曲げてしまわないよう取扱には注意です。

NE-05-2というパーツが単装機銃に当たるのですが、×13と指示があります。
図には機銃らしき影が15基分ありますので、おそらく誤植であろうかと判断しました。
大体はこの図の通りに配置していくのですが、1番砲直後のものはかなり窮屈で、これで合っているのか心配になります。
適当に描いている訳ではないでしょうから、本当にそこにあったのでしょう。
艦橋の天蓋やら魚雷発射管覆いの上やら、機銃はどこにでも生えますから致し方なし。
クリアコート

半艶クリアでクッションを挟みつつ、つや消しクリアでコートしました。
クッションを挟んだ意味は特にありませんが、強いて言うならパーツ間の隙間を埋めて、接着強度アップでしょうか。
強いて言うほどの効果は無いでしょう。
完全に趣味です。


本当は今週完結とさせたかったのですが・・・横転事故さえなければ。
軍艦旗の製作

製作というほど大層なものではありません。
今回はデカールの大半を使用しませんが、軍艦旗である7番のみ使用します。
しかしまあやたらと黄ばんでおり、使用に耐えうるかどうかアヤシイです。
まずは切り出し、アルミホイルに転写していくのですが。

悪い予感は的中し、水に浸けた瞬間バラバラに爆散してしまいました。
一番左上のものがソレですが、これでは使用出来ません。(他の旗は別の依頼品のものです)
軍艦旗自体の予備はあるのですが、駆逐艦用はかなり小さい部類で、「三幅」と呼ばれるものらしいです。
巡洋艦用のミディアムサイズは沢山余っていますが・・・。
そんなこんな考えながらジャンク箱をあさり、なんとか代わりを見つけました。

フジミ製雪風のもので、適当に管理していましたが状態はよろしそうです。
サイズ的にはピットロード製と変わらず、何なら4番がお求めのソレです。
軍艦旗は平面に広げると、長方形になるのは周知の事実であろうかと思います。
模型メーカーはおしゃれさんが多いので、よく軍艦旗をひん曲げてきますが、稀にこのように四隅がキマったものも付けてくれます。
「おしゃれな形をした旗デカールが気に入らなかったのでバラバラにしたんだ」と捨て台詞を吐き、意気揚々とこれにて代用することとします。
というところで、今回はここまで。
ラストスパートでいつもコケるので、気をつけていましたがやはりコケてしまい、ちょっと遅れてしまいました。
来週には完成と行きたいところです。
では。