どうもこんにちは。
マスキングという地獄の修行から開放されたふそやんです。
長く苦しい戦いだった・・・。
地獄のマスキング開始
艦船模型とは切っても切れない、どうしても付きまとう工程が「甲板のマスキング」。
フジミの艦NEXTシリーズや、アオシマの最近発売されたWLシリーズのものは、リノリウム甲板部分が別パーツになっていたりするので楽なんですけどね。
この作業工程を思い浮かべる度に「フジミ頑張れ!アオシマ頑張れ!」となります。
作業開始から2時間経過。
細切れにしたマスキングテープを適宜調整しながらペタリペタリと貼っていきます。
途中、何度も「カット済みマスキングシート」が欲しくなりますが我慢です。
今回は9時間ほどでマスキング完了。
「矢矧はどれくらいだったかな~」と見返したら、3時間ほどと書いてあって「嘘書いてんじゃねーぞ!」となりました。
まあ、フジミの特シリーズ初期の製品はやたら凝った作りになっているので、時間がかかるのも当然かも知れません。
ちなみに、過去製作した「利根1944」は6時間ほどでした。
エッチングパーツ抜きなので少し早いですね。
こうしてみると1945は後部甲板の運搬用レールが撤去されているんですね。
船体色を塗装
C601 呉海軍工廠標準色を塗装して、マスキングを剥がしました。
ちなみに剥がすのにかかった時間は5分ほど。
しかし剥がす際の快感は、マスキング時のストレスを吹き飛ばして余りあるので最高です。
これだから艦船模型はやめられません。
マスキングジャンキーです。
ちょっと低い視線から見てみました。
はいかっこいい。
数時間かけてもマスク漏れは起こすもの。
後々タッチアップです。
次に、喫水線にC29 艦底色を吹き付けるのですが、写真を取り忘れました。
艦載機の塗装
下面をC35 明灰白色(三菱系)で、上面をC15 暗緑色(中島系)で塗装しました。
細かいリタッチや色差しはまだ行っていません。
予定としては、翼前端の敵味方識別帯をC58 黄橙色、プロペラをC41 レッドブラウンで塗り分けます。
予備翼にも日の丸デカールをペタリ。
予備フロートが写っておりませんが、そちらにもプロペラ警戒帯のデカールを貼り付けています。
ちょっとしたこと
艦橋前に機銃座がありますが、1945年に撮影された写真ではその機銃座下には兵員待機所が設置されています。
タミヤ 1/350 利根では再現されていますので、参考にして製作しても良いかも知れません。
後部甲板の舷梯は、フェアリーダーの後寄りから後方に向けて設置の指定となっています。
しかしそうなるとダビットとの位置関係がおかしく、今後取り付ける応急舵と干渉する可能性があります。
従ってボラード後方辺りに移動させるのが無難かと思います。
というところで、今回はここまで。
では。
【今回のキット】