どうもこんにちは。
快適な塗装ライフを送っているふそやんです。
やはり無風、無風は塗装を捗らせる。
風が語りかけるのは十万石まんじゅうだけで結構です。
調色をする
塗装に入りますが、まずは色を作らねばなりません。
カラーガイドに「〇〇(色名) 100%」と書いてあれば直でそのまま使用できるのですが、軍用機でも無い限り、色を混ぜて調色することが必須となってきます。
本体色のパープルは以下の通り混ぜなさいよ、という指示になっています。
- パープル 60%
- ブラック 35%
- 蛍光ピンク 5%
- フラットベース 20%
計算すると120%同じものが出来る事になりますね。
というのは冗談で、フラットベースは最終的に出来た色に対する割合で添加するものです。
が、半光沢なりつや消しなりでクリアコートするのであれば、添加しなくても大丈夫です。
と言いましょうか、つや消し剤は添加すると塗膜がザラザラしてしまい、上乗せする塗料の定着不良なり、デカールの密着不良など問題になりやすいので、クリアコートするのであれば添加しないほうが良いでしょう。
今回はカラーガイドに反骨精神をむき出しに、色を作っていきます。
パープルはそのまま、ブラックは少しお高いウイノーブラックへ、蛍光ピンクは普通のピンクへ変更します。
その他、青みが足りないようだったので、色の源 シアンを適宜追加しています。
作った色はランナーに塗って確認します。
「レシピ通りの色」というのがガイド通りに混ぜ合わせた結果、出来た色です。
全然違うやないか!とクレームを叩きつけそうになる気持ちを抑えて、ちょっとずつ色を追加して調整します。
上に4つ行った時点で「青みが足りないのでは」と感じたのでシアンを追加していっています。
右側の「最終到達点」と書かれているところが、落とし所となった色です。
少し渋い感じがするかも知れませんが、これはつや消し剤を混ぜていないからです。
半光沢トップコートを吹けば一段明るくなりますので、問題は無いでしょう。
髪の塗装
まずはカラーガイド通りに作った色を塗った結果です。
右上のランナーが髪の成型色です。
だいぶ印象が違いますね。
またしても、全然違うやないか!とクレームを入れたくなります。
全然違う色を塗ってしまって・・・失敗では?と思われそうですが、大丈夫です。
これを陰影にして、白をたっぷり混ぜた色でハイライトを塗装すれば万事解決です。
ということで改めて作った色でハイライトを塗装しました。
カラーガイドはホワイト6:4スカイブルーでしたが、これはホワイト9に対してスカイブルー1くらいの割合でしょうか。
なかなか、良い感じの色になったかなと思います。
一部には先程のビビッドなスカイブルーを残し、影として役割を与えています。
影になる部分はもちろん、髪先・分け目など、少し奥まった部分に濃い色を残してやるといい感じです。
塗装 本編
ゴールドはGX217 ラフゴールドを100%の指定でしたので、そのまま塗っています。
ブルーゴールドに近い色ですが、金属粉がかなり大きいため、ギラッギラな印象です。
外でも言われておりますがパワーのないコンプレッサーや、口径の小さなハンドピースでは詰まるかも知れないですね。
クレオスL5+0.3mm口径の環境では問題なく塗装可能でした。
本体色は先程調色したパープルで塗りますが、先に影色としてブラックを足したものを塗装し、その上から調色パープルを塗っています。
髪色のように大きく色の違う訳ではないので、ややおとなしめですがグラーデーションをかけています。
膝と太ももの色の違いがわかりやすい部分でしょうか。
ハンドパーツも同様に。
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左の胸に付くパーツは、パープルとゴールドの塗り分けが必要です。
先に面積の小さい、かつ色の出にくいパープルを塗装し、隠蔽力の高いゴールドを後に塗装します。
肌も同様にグラーデーション塗装です。
こちらは影色として前回塗ったピンクのサーフェイサーを使用しています。
パーツの分かれ目、ジョイント部分、へそ等の奥まった部分にピンクを残しています。
肌色のメインカラーはガイアのフレームアームズ・ガールカラーFG-01 プラスチックフレッシュをストレートに使用しています。
成型色は少し黄色寄りなので、ほんの少し黄色を混ぜてやると良いかも知れません。
後々、調整することとします。
というところで、今回はここまで。
なんだか今月にも完成しそうな予感です。
では。
【今回のキット】