どうもこんにちは。
最近少しサイトデザインをフラッシュアップしたふそやんです。
どこかで見たような色使いになってしまいました。
近畿圏の方なら分かるかも知れません。
今回はラーニアの下地を整える回です。
大事な大事な工程なのにも関わらず、進んでいる気がしません。
いつものことです。
サフ吹き⇔下地を反復横とびする
前回で組み立ては終わったので、下地塗装に入ります。
まずは捨てサフから。
使用するのはタミヤのファインサーフェイサー(グレー)です。
缶スプレータイプなのでコストは嵩みますが、非常に食いつきが良く、ABSにはもってこいです。
吹き付けてみたのが上の画像です。
肘の内側、延長した足の軸周り、背中のパーツ分割線がクッキリ出てきました。
ビシッと埋まっていそうなラインでも、サフを吹けば一目瞭然ですね。
おしりの肉盛り部分もクッキリしてしまっています。
肉眼ではいい感じだったのにな・・・と思いながら、#800のスポンジヤスリでサフを全て削り落とし、パテを盛って整えます。
などと簡単に書いてますが、捨てサフ→#800で全パーツ磨き→パテ盛り→#600,#800で磨き→サフ→磨き→・・・と、なめらかになるまで何度も繰り返します。
パテを盛った後は4日くらい硬化時間を置いてますので、非常に時間がかかるわけですね。
なお、パテや塗装の硬化時間は1ヶ月以上かかるとされています。
製作者によって、または信仰する教えに寄って異なってきますが、とにかく時間がかかります。
言い訳でした。
合格ラインに達する
4回ほどパテ盛り・磨きを繰り返した結果です。
分割線が目立っていた背中は白飛びするほどなめらかになり、延長した足のラインもすっかり消えています。
プラモデルは色々ありますが、戦車であろうが何であろうが、分割線の処理は避けては通れぬ道です。
美少女プラモはかなり面倒な部類になりますが、ダントツで面倒なのが飛行機、特に旅客機です。
おしり(と他の肌パーツ)はクレオスのMr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンクで下塗りを行っています。
これは肌色の影色として優秀な色というのもありますが、Mr.フィニッシング サーフェイサーの1500番各色には、入手が容易な模型用塗料としては唯一「ニトロセルロース」が含まれています。
入手がやや難しいですが、マッハ模型から出ている塗料はニトロセルロースラッカーが主だそうです。
ニトロセルロースの詳しい説明は省きますが、工業用のラッカー塗料に含まれているもので、いわゆる「ラッカー系」と称される模型用塗料より硬く、より食いつきが良いとされています。
吹いてみた感じでは良く分かりませんでした。
ともかく、塗膜の強度が求められる部分には良いもので有ることに違いはありません。おそらく。
ABSには不適かも知れませんが、ガシガシ侵してしまうような量は入っていないはずなので、ドブ漬けにしない限りは問題ないでしょう。
記載されていないだけで他のサーフェイサーにも入っているのかも知れませんし・・・。
ちょっとしたテストも兼ねて、使用してみました。
良い結果が残れば引き続き使用したいですね。
というところで、今回はここまで。
では。
【今回のキット】