あけましておめでとうございます。
本年も「ほそプラネット」をよろしくお願い申し上げます。
ふそやんです。
一難去ってまた一難、平穏はいつ来るのでしょうか。
来ないなら放っておけ、という言葉もあります。
気にしているうちは訪れないのでしょう。
新年早々、脱線してしまいましたが、今回もラーニアです。
ソード・アーマーの組み立て
フードの側面に付く武器、クラーケンソードというそうです。
金色のパーツがモナカ構造となっており、その中に白色の刃パーツを取り付けるのですが、単純に組んでしまうと合わせ目消しをすると刃を取り付けられません。
なので右側のように根本をバッサリカットして、後ハメ出来るようにしておきます。
ちょっと不親切、というか合わせ目消しや塗装を考慮されていないように感じます。
そういう方針なのでしょう。
触手パーツの背中にある”たてがみ”みたいなリブは、おそらく左右のズレ止めだと思うのですが、割と邪魔です。
とりあえずで一番薄い、上側のリブは切除しておきました。(写真中央)
が、どうも噛み合わせが悪く、金色のパーツをはめると下側も浮いてしまっています。(写真右側)
いっそ、全部削り取ってもいいかも知れません。
要調整ですね。
例によってのパーツの関節部、ダボはバッキバキなので調整が必要です。
また、個体差もかなりあり、同じパーツでも組み合わせによってはスカスカになったりと、成型の時点でやや不安定な模様。
お尻の肉盛り
肉をもりもりする前に、どこが頂点になるのか、印をつけてハッキリさせておきましょう。
盛るのはお尻と側面部の2ヶ所です。
写真ではボールペンが滑って楽しい感じになっていますが、持ってしまえば分かりません。
次に中央部を頂点に、円形に瞬間接着剤を盛っていきます。
この時、一回に多く盛りすぎてしまうと流れてしまいますので、ほどほどに止めておきましょう。
3回くらい盛ったのが右側、削り出したのが左側です。
かなり広範囲に盛っている事が分かると思いますが、これは一点だけに盛ってしまうと”腫れ”みたいになってしまい、かなり残念な出来になってしまうからです。
広範囲に盛って、なだらかに仕上げることを目標にやっていきます。
時々組み上げながら、バランスを見つつ。
側面部もモリモリしたので、かなりむっちりしました。
ツールはARTIMA 5eに240番のヤスリを取り付けてガシガシと、最後は600番のスポンジヤスリで均しました。
横から見るとこう。
お尻はパンツの裾スレスレまで盛りました。
パンツを1mm短縮したことによってまぁ色々パツパツです。
閑話休題。
今回、以前使っていたカッターマットを背景にしていますが、恐ろしく見栄えが悪いですね。
次回以降は引退ですね。
ようやくの全景
といいつつ、脚のリングと腕を成型中なのでオミットした状態で。
なかなかバランス良くなったのではないでしょうか。
キットは全体的にガチガチのバキバキなので、組むだけでも大変と言ったところ。
初心者にはオススメできません。
股間ジョイントの隙間隠しと称して数ミリ埋めたおかげで、開口部がそんなに目立たくなり、この角度からでも違和感は無いでしょう。
オリジナルはなぜここまで開口部が広いのか・・・。
ちなみにアクションベースはキットに付属しているもの。
きれいなクリア成型で、ほんの少しキツイかな程度で良い出来です。
バラ売りだと結構お高そうな感じです。
裏から彫刻してクリアで成型すると鏡文字になるのは想定外だったのでしょう。
ここだけ、ここだけは残念ポイントです。
というところで、今回はここまで。
次回からは塗装編です。
果たしてこの樹脂に塗料は食いつくのか。
では。
【今回のキット】