どうもこんにちは。
地震で棚がえらいことになったふそやんです。
幸い依頼品は無事でしたが…落下による塗装ハゲは心に来ます。
そんなこんなで、今回からはドイツの誇る潜水艦”Uボート”を製作していきます。
使用するキット
使用するのはAFVクラブ製の1/350 U-Boat Type VII Cです。
AFVクラブと言えば戦車や装甲車など、陸ものが有名ですが、地味に海ものも出していたりします。
Uボートの他には日本の伊号潜水艦も出していたり。
内容物を並べるとこう。
多くなく、少なすぎず丁度良い感じです。
純正エッチングパーツが標準で付いてくるのはイイですね。
船体ランナー
船体パーツは喫水線で上下分離、下半分はモナカ構造となっています。
パネルの接合ラインが細かくモールドされていてとても良いです。
上部船体は少し反っていますので、ウォーターライン派は矯正に苦労されるかも知れません。
各部、非常に美しくモールドされています。
小物パーツランナー
少パーツ類が付いたランナーです。
セイル(艦橋・マストとも)付近の手すりは樹脂製かエッチングパーツのどちらかを選択できます。
しかし下側のランナー、よく見るとパーツが折れていたりします。
最初は「クランク状のパーツなのかな?」と思いましたが、説明書を読むとどうやらプロペラシャフトのようです。
折れ方が綺麗すぎるのと、直したところで真円はでなさそうなので、ここは真鍮線に置き換えようと思います。
デカール・エッチングパーツ
デカールはセイルに貼るものが3種類、U-96・U-201・U-558のものが付属します。
U-96はかの有名な「笑うノコギリエイ」が指定されていますが、色が明るめの青です。
実物は赤だか緑だったと聞きますが、果たして?(青・黒という説もあります。有名な映画のものは黒でした。)
エッチングパーツは先述したセイル周りの手すりの他、ループアンテナや張り線まであります。
真ん中の三角が並んだものは…なんでしょうか。装飾旗?
作例では付いていないのでおまけかと思いますが、用途が謎です。
洗浄~組立開始
まずは全てのランナー・パーツを中性洗剤で洗いました。
乾燥後、船体を組み立てていきます。
このキット、内殻もちゃんと再現されており、相当な気合を感じます。
しかし内殻は全て見えなくなります。
内殻の前後にあるこの突起は恐らく魚雷搭載用のもの。
非常脱出口も掘られていて芸が細かいです。
日本の伊号潜水艦(1/700)と並べてみました。
Uボートは1/350スケールなので倍ほどの差がありますが、この対比。
Uボートがいかに小さく作られていたのか伺えます。
ちなみに同スケールで日本陸軍の三式潜航輸送艇との比較。
さすがマルゆ先輩や…。
これがハルキゲニアですか
合わせ目消し~1回目
このキット、船体の上下で結構な段差が出来ます。
なので何度もパテを盛り、削り、パテを盛り…を繰り返さなければなりません。
これでもかってくらいヤスリを掛けた後、サフチェック。
まだまだダメですね。
このくらいの薄い線であれば瞬間接着剤をパテ代わりにした方がラクなのですが、それだと周りのモールドを持っていきそうで…。
地道にやっていきます。
では。
【今回のキット…の改型】