メガミデバイス 朱羅 玉藻ノ前 白面金毛(7)

朱羅 玉藻ノ前 白面金毛

どうもこんにちは。

とても過ごしやすい季節になりましたが、雨天が多く塗装日和には少し遠い今日このごろ。

今回で完成としたかったのですが、雨をやり過ごしたおかげで少し遅れ気味です。

デカールを貼ってクリアを吹くだけなので、今回はかなり短めです。

デカール貼り

山のようにあるデカールを貼っていきます。

一部のデカールは少し大きめに設計されているためか、定位置に貼り付けると画像のようにはみ出てしまいます。

一般的な対処法としては単純に折り込んでしまえば良いのですが、反対面も対称にマーキングが付く場合、図柄が交差して見てくれが悪くなってしまいます。

なのでこの場合は新品の刃を付けたデザインナイフで、余白を切り取ってしまいます。

下手をすると塗装ごと、最悪の場合は樹脂ごとサヨナラしてしまう可能性があるので、0.2mmくらい余らせるように切り取るとよいかと思います。

デカールと貼り付け対象のサイズがピッタリであることが望ましいのですが、好きなところに貼っても良いよう、メーカーの粋な計らいなのかも知れませんね。

肩パッドとも盾ともスカートとも言えるパーツには、「妨」のマーキングが付くように指定されています。

こちらもある程度はみ出てしまいますが、こちらは裏にマーキングは重ならないため、折り込んでしまいます。

「妨」が完全な字になっているのは、前述のように好きな場所に貼れるような計らいでしょう。

こう言ったちょっとしたポイントが嬉しいですね。

設定画に準拠したい場合は位置決めがすこ~~~~し面倒にはなってしまいますが。

貼り終えましたら間隔を開けて乾燥させます。

乾燥ブースに入れて熱を加えてあげると、デカールが伸びてより密着してくれます。

もちろん、デカールを貼る前には光沢のクリアを吹いて、滑らかな下地を作っておくのも重要です。

光沢クリア→マークソフターで貼り付け→加熱 と、面倒くさいのですが、確実に剥がれを抑制するにはこの方法が一番です。

一度加熱してしまうと、水を付けてもマスキングテープを貼っても剥がれなくなります。

頭の後ろには「玉藻ノ前」と、名前が描いてあるようです。

髪を付けるとほぼ見えなくなるのですが、なぜだか可愛らしさを感じます。

自分でデザインして描いたのかな、自分の物だと主張したいのかな、と、ストーリーの肉付けが捗ります。

工事現場のおっちゃんのヘルメットにも血液型と共に書いてありますが、アレは可愛くないので別の意味があってほしいです。

トップコート

貼り付けまして十分に水気を飛ばしましたら、最後にトップコートです。

使用したのはガイアの「Ex-セミグロスクリアープレミアム(フッ素入り)」です。


前回まではクレオスの「スーパースムースクリアー」を使用していましたが、在庫が尽きたので変えてみました。

クレオスの方にもフッ素は入っていますので、性能面で大きな違いは無さそうです。

ただ、ガイアは大瓶なので残りを気にせずドバドバ使えるのが良いですね。

トップコートを終えましたら、またしても乾燥ブースに入れておきます。

クリア塗料が接着剤の役割になり、関節が固着したりしなかったりするので、数分に一度、ちょこちょこ可動させて固着を防ぎます。

と、ここまでの作業を終えたのが14時、この記事が世に出るのが15時。

ほぼ一週間雨だったのもありますが、ギリギリも良いところです。

完成記事は数日の内に。

では。


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