どうもこんにちは。
今回も玉藻ノ前です。
割と初期組だけあって荒削りな部分が多く、少し手間取っています。
最近のメガミは太ももの合わせ目が無いらしいですね。
腕は相変わらずだそうですが・・・。
続・合わせ目消し
スラスター大小です。
白色の部分は左右分割のモナカで、数もあってやや大変です。
段落ちモールドにしていてくれたら100点満点ニコニコでしたね。
後ハメ加工なんかは必要ありません。
そこは良いところです。
ドローン「阿」「吽」のカウルパーツだそうです。
白色パーツの両側面に大きめのヒケがあるので埋め、尖っている側の端部に合わせ目がガッツリ出るので埋めています。
薄紫のパーツのゲート跡周辺も強めのヒケがありますが、こちらはパテを使用せずとも削るだけで対処可能でした。
モールドが薄くなってしまう&最悪消えてしまうので、ケチケチせずパテを盛ってしまうのもアリでしょう。
大弓の基部パーツ、特に名前が付けられていないので勝手に命名。
「最悪」です。
左右分割のモナカ・内側に合わせ目が出る・面が多い と、もう最悪です。
面が多いということは、角も多いということ。
ヤスリは角、特に鋭角は全くと言っていいほど削れません。
薄い紙ヤスリにもある程度の厚みがありますから、その厚み未満の隅っこには入っていけないので当然です。
せめてN字部分を別パーツにしていてくれたら・・・そう願わずには居られません。
パーティングラインの処理
ハンドパーツにはガッツリパーティングラインが走っています。(処理前 下,処理後 上)
もはやこれ、金型ズレてませんか?
などと文句を垂れていてもラインは消えません。
デザインナイフで形状を削り出し、#120のヤスリでガツガツ削っていきます。
スラスターの尾部につく薄紫のパーツには、イヤな所にガッツリとパーティングラインが走っています。
左が処理前で右がざっくり処理後です。
コトブキヤのパーティングラインはすごく濃いめで、なかなか消えてくれません。
#400程度のヤスリで一生懸命やっていると埒が明きませんので、#240で大胆かつ慎重に削ってしまうと良いかも知れません。
パーティングラインの両脇がヒケているのも厄介です。
ジョイントパーツです。
こちらもエグめのライン&ヒケが入ってますので、右パーツのように面がつや消し状になるまでヤスリます。
ウェルドラインもすごいです。
塗装してしまうと隠れるので問題はありませんが、未塗装では少し見苦しいでしょうか。
クリアランス調整
上記のジョイントパーツですが、クリアランスが全く無い状態です。
軸もバキバキに硬いので調整はしておいた方が良いです。
コトブキヤにしては珍しくポリキャップを使用しており、ポリキャップの切削性は非常に悪いので難しいですが・・・。
クリアランスは左側のようにコピー用紙1~2枚分を目安にしておくと安心です。
足首も同様・・・と言いたいところですが、見ての通り純正で全く問題ありません。
思考停止で削り込みましたが(右側)、必要なさそうです。
素体 武装モード
箱絵をイメージ。
扇子を持つ専用のハンドパーツが無いので、持たせるのはちょっと難しい感じです。
ポロリポロリします。
太ももの薄紫パーツは後ハメが難しい構造で、合わせ目がバッチリくっきり出るタイプ。
段落ちモールド化している作例を見かけましたが、今回はあえて面倒くさい方へ。
塗装後に合わせ目消しで行こうかなと思います。
太ももは初期組のパーツなので、足を組むには太ももを浅くはめ込み、外側に出す必要があります。
それでも完全に足を組むのは難しいです。
M.S.G.ボトムスセットに交換するとこの辺はサクッと解消されます。多分。
ヒール側面内側に肉抜き穴があります。(黄色い部分)
ここは成形上 仕方のない部分ですので、メーカーを責めずにエポキシパテを充填。
複雑な面ではありませんので、硬化後にさっさと削ってフィニッシュです。
というところで、今回はここまで。
では。