どうもこんにちは。
師走もすでに半ば。
師ではないのですがあっちこっち大忙しです。
今回も武蔵ですが、パテの硬化待ちが多かったので作業は鈍化気味です。
舵の固定
舵は主・副共に芋付する指定となっていますが、接着面積が小さく、そのままではポロポロ外れてしまう可能性があるので、真鍮線で軸打ちを行いました。
Φ0.2→Φ0.6のドリルで開口した後、Φ0.5の真鍮線を打ち込んでいます。
副舵は貫通させてしまっても良いかと思いますが、主舵は下面に貫通させると修正が面倒なので、ある程度のところで留めておきました。
今回は接着してしまいましたが、うまくやれば可動式にも出来ると思います。
推進軸の金属化
続いて推進軸(プロペラシャフト)をステンレス丸棒に置き換えました。
中央手前がキットそのままのプラ製で、その他3軸はすでに打ち替えています。
Φ1.0のステンレス製を使用しましたが、やや太い印象を受けたのでΦ0.8~0.9の方が良いかもしれません。
Φ0.5→Φ0.8→Φ1.05のドリルで順に開口しますが、必ずケガキ針で中心を取った上で開口すべし。
さらにスクリューブラケットの方は前後から中央に向かって少しずつ、慎重に掘り進める必要があります。
あらぬ所に穴が開いてしまうと悲しいですから。
4軸ともステンレス化、副舵の軸穴を埋めて完了です。
推進軸は作品/作者によって銀色だったり金色だったり、はたまた艦底色だったりと様々あります。
キットの指示では艦底色となっておりますが、反骨精神剥き出しにして、今回はステンレス地そのままのシルバーで行こうと思います。
実物はどうだったんでしょうね。
詳細は確認しておりませんが、シャフトに腐食があったらパテを盛って艦底色で塗りなさいよ、という指示は出ていたようです。
横転した練習艦「出雲」の映像では艦底色、横転した空母「天城」の映像では艦底色ではないように見えます。
はてさて。
パテ埋めついでに船首の上下が合わさる部分が欠けていた部分を修正しました。
錨鎖の金属化
散々迷っていましたが、錨鎖も金属化することにしました。
完全に削り取ることは難しいので、手前側のようにうっすら残る程度まで削り落とします。
いつも通りフラグシップ製のチェーンを使用しますが、今回は「超超極細チェーン」を使用します。
前回まで使用していた「超極細チェーン」が0.9mm×1.3mmだったのに対し、「超超極細チェーン」は0.9mm×1.15mmとほんの僅かに小さいです。
欠点としては一つ一つの鎖が小判型ではなく、楕円に近い事でしょうか。
取付けてしまえば満足感から形状などどうでも良くなる気がします。
キットのモールドと比べてみました。
ピットロードは特に滑り止めのモールドがゴツいので、錨鎖のモールドがかなり弱々しい印象を受けます。
少しのコストと手間はかかりますが、やって損はないかな?と思います。
というところで、今回はここまで。
では。
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