ハセガワ 1/72 VF-25G スーパーメサイア(4)

1/72 VF-25G スーパーメサイア

どうもこんにちは。

今日もハセガワさんちのスーパーメサイアです。

そろそろアオシマさんちの方も進めていかねばなりません。

なぜ偏って作業を進めているのかと申しますと、先に一方を完成直前まで進め、道しるべ・塗装見本にしたいからです。

アオシマさんちのメサイアは、色をシールで補う部分が多いので・・・。

本体の塗装編

まずは1色目となるホワイト・・・の下地となるサーフェイサーエヴォ・シルバーを普通にを吹き付けました。

ホワイトの下地にはシルバーが最も良く、金属粒子が顔料の滑り止めの役割をしてくれるのか、一発で色が出てくれます。

事実上2色塗るわけですから、塗膜はμm単位で厚くなってしまいます。

これを誤差と取るかどうか、ですね。

ホワイトを塗り終えました。

必要な部分にのみ吹き付けましたが、不要部分にミストが散っているので、キムワイプ等の硬めのティッシュペーパー的なものでざざっと磨いてからマスキングします。

基本的にティッシュペーパーにはシリコンが塗ってあり、そのシリコンが塗料を弾いてしまうこともあるかも知れません。

今まで特にトラブルが起きたことは無いですが。

ホワイトを残す部分をマスキングしました。

丸一モールドと呼ばれる、◯の中にーが入ったようなモールド(そのままですが)は、マスキングゾルでマスキングしています。

ダバーっと調色したコバルトブルーを塗りました。

左はアオシマさんちのスーパーメサイアです。

色的にはどうでしょうか、違和感は無いかなと思うのですが。

コックピットのマスキングはキャノピーを使用しました。

キャノピーはこの前にサーフェイサーエヴォ・ブラックを塗装してますので、裏から見たときのフレームはちゃんとブラックです。

二度手間にはなりますが、コックピットを覗き込んだ時、フレームがコバルトブルーだとションボリしてしまいますからね。

機首の防眩塗装をやり直すため、マスキングを剥がしました。

パキッと塗り分けられて良い感じです。

そしてブラックに塗装する部分を残してマスキング。

右2つは脚部(エンジン)です。

脚部のブラック部分はデカールが収録されているのですが、ついでなので塗装で仕上げちゃいます。

耐久性も上がることでしょう。

大方の塗装が終わりました。

主翼端部のホワイトもデカールが付属していましたが、塗装に変更しています。

マスク漏れを起こした部分もありましたが微々たるもので、特に問題もなく完了です。

やはりマスキングテープを剥がす瞬間はとてつもない達成感がありますね。

やめられません。

細部の塗分け編

塗装終わってませんでした。

機首下と背面部のアンテナベースを塗り分ける必要があります。

ここは適当マスキングでキメて行きます。

こういった小さな部分は筆塗りでも良いのですが、隠蔽力の弱い色を筆塗りはとても大変です。

重ね塗り・乾燥待ちの時間を考えると、マスキングしてエアブラシで吹いたほうがキレイで早く塗り分けられます。

塗装終わってませんでした。セカンドシーズン。

垂直ではないタイプの尾翼を塗装しましたの図です。

ご覧の通り、コバルトブルー→ウイノーブラック→ホワイトの順番で塗っています。

ホワイトは致命的に隠蔽力が弱いので、一番最初に吹くべき・下地が暗い色の場合はなおさら、というのが一般論ですね。

しかし色さえ出てしまえばこっちのもの、シルバーサフの偉大さを感じながら、ありがたくマスキングを剥がします。

ここのホワイト部分をデカールは・・・少々無茶な気がします。

出来ないことは無いのでしょうが、塗装のほうが楽なような?

スミ入れ編

塗装が終わったのでスミ入れです。

ほとんどのモールドを掘り直したため、スッと流れていってくれます。

スミ入れにはその名の通りの「スミ入れ塗料」のブラックを3倍くらいに薄めて使用しています。

便生だとドロリ濃厚な気がします。

年代物だからでしょうか。

半日ほど乾燥させて、エナメル系薄め液で拭き取ればスミ入れ完了です。

デカール地獄に突撃する

このキットの本体であろう、デカールを貼っていきます。

なんとナンバーが192番まであり・・・187番は36個あるので実数はさらに多いです。

まさに地獄・・・!狂気・・・!

ちなみに192番と隣の191番は使用しません。

新統合軍のマークだそうです。

貼り付けにはMr.マークソフターを使用します。

ハセガワのように薄いデカールには不向きとされていますが、光沢のあるツヤツヤ面にはMr.マークセッターより使い勝手が良いです。

詳しくはwebで。

スーパーパーツから貼っていきます。

微妙な角度がついているマークもあるので、指示書を穴が空くほど見ながら配置します。

非常に細かいマーキングまで再現してくれるのがハセガワの良いところ。

デカールがかなり薄いのもハセガワの良いところ。

破れやすいのが玉にキズですが、有り余る長所から見ると誤差みたいなものです。

ブースターと追加装甲です。

左右で大きなズレが無いよう、慎重に貼っています。

S.M.Sマークは基準となるようなモールドがほぼ無いので、特に慎重に。

ここまでで70枚くらい貼り付けましたが、まだ半分も減っていません。


ようやく登り始めたところだからな、この果てしなく遠いデカール貼り工程をよ・・・。

と言うところで、今回はここまで。

おまけ

ハンドパーツを塗り分けたので、仮組みしてどこまで【見える化】出来ているか試します。

ブッピガン!!

手首は塗らなくても良かったようです。

さらにガッチャンコ

指もそんなにキレイに塗らなくても良かったようです。

塗装図に細かく塗装指示のある頭部もこの通り。

塗ったから・塗ってないからと言って健康被害が出るような物では無いので、ある程度見切りを付けていくのも大事かな、と思いました。

では。