どうもこんにちは。
蒸し暑さに耐えかねてエアコンをつけた次の日、暖房をつけていました。
今年もまた自律神経がえらいことになりそうです。
さておき、スーパーメサイアです。
今回もハセガワさんちの方です。
ベクタードノズルの組み立て
足先の部分、VF-25Gの場合はベクタードノズルと呼ぶそうです。
このキットで1,2を争う困ったちゃんです。
ガ●ダムで言うところのアンクルガードには、とてつもなく薄いモールドの上にゲート跡があります。
ヒケもあるので削らないと言う選択肢はないのにもかかわらず、少しでも削りすぎると必要なモールドごとさよなら さよならしてしまいます。
アンダーゲートにするか、もうちょっと濃い目のモールドを希望したいところです。
蹄の内側には位置決め用と思われるダボがありますが、致命的なほど成形不良を起こしています。
塗装後 接着する際には、接着剤がはみ出さないよう、十二分に注意が必要そうです。
ということで塗装しました。
足首と蹄はGX201 GXメタルブラックを、足裏と内部のファンはC28 黒鉄色を使用して色味を変えています。
ここはまとめてクリアコートを行うので、さっさと組み立てました。
ノズルは開くことができ、中を覗くとファンがチラリ。
キャノピーのマスキング
キャノピーはかなり透明度が高く、傷一つないとてつもなく品質の高いもの。
かつクリアパーツの泣き所であるゲートは、これ以上減らすことが出来ない最小単位である1ヶ所のみ。
ボディとの合いも抜群で、今までのハセガワは何だったのかと疑うレベルに気合が入っています。
フレームを塗装するためにマスキングします。
細切りマスキングテープを使用してフチをマスキング、その後、空いている中央部を適当に埋めるやり方です。
この場合の適当は、適切・妥当の方です。
全体にテープを貼ってペンでトレースし、切り出してマスキングシートを作るやり方もありますが、モールドが薄いため今回は細切りで。
ちなみに、フレーム部分用のデカールが付属しているため、無理にマスキングしなくても良い設計になっています。
謎に親切ですが、今回は使用しないので合うのかは分かりません。
全体をカバーしたらマスキングゾルを塗って塗装待ち。
貼ってから時間が経つと、せっかく貼ったテープが浮いてきてしまうので、早め早めに塗装したほうが良いでしょう。
色に悩む
左からアオシマ(成形色)・今回作った色・ハセガワ(成形色)です。
最初はハセガワの色を完璧に再現していましたが、いざ塗ってみると相当白っぽく見えたのでだんだん濃くした結果、アオシマ寄りに。
ただ、アオシマはアオシマでコバルトブルーに近く、紫要素がほとんどありませんので、色ノ源を使って紫っぽく調整しました。
写真ではかなりキツイ紫に見えますが、肉眼ではいい感じの色になっています。
クリアコートすれば少し白っぽくなるので、丁度よろしいかなと思います。
スーパーパックはハセガワの成形色を少し濃くした色に調整しました。
アオシマのスーパーパックは渋い紺色となっており、同じ機体を再現したと思えないくらい両社で色がブレまくっています。
それほど紫色は難しい色と言うことでしょう。
ちなみに、色味の最終的な判断は「箱絵」を基準にしています。
クライアントがこのキットを手にした時に必ず目にしているため、イメージのすり合わせが自動的にできているようなものですから。
という所で、今回はここまで。
では。