どうもこんにちは。
隙間風と熾烈な戦いを広げているふそやんです。
今回からAlphaMaxのSkytubeのDarkAdventの・・・ ラーニアDX Ver.1.2を作っていきます。
説明書にモザイクがかかっている、YouTuberがBANされまくった危険極まりないキットです。
hoso-pla.netは特に広告が付いているわけではないので規制しなくてもいいはずですが、なにかあったら困るのでDXパーツの紹介は避けておきます。
ざっくり組立 素体編
レビューは各所で行われているので、サクッと素体を組み立ててみました。
と言ってもすでに結構手を入れていたりしますが。
太ももとスネの前側には合わせ目が出ますが、これはパッケージイラストを見ると意図された「デザイン」であることが分かります。
今回は埋めてしまうのではなく、少し彫り込んでよりモールドらしさを出していこうかと思います。
ふくらはぎの後ろ側は結構面が出ています。
好みが分かれそうではありますが、デザイン通りなのでしょう。
あえて強調させているように見えますね。
アルシアと比べると、少し小さめにデザインされていますね。大きいですけど。(?)
今回のラーニアはクライアントの希望により、今回は結構大掛かりに手を入れていくことになります。
具体的には6点
- 肩甲骨の縮小
- お尻の肉盛り
- 股間(パンツ)の寸詰め(完了)
- 太ももの延長
- 太ももの肉盛り
- 股間ジョイントの隙間隠し
一番大変なものがパンツの寸詰めでしょうか。
気になった所
クリアランス
胸の内側につく金色のパーツ、肌パーツとクリアランスがあまりなさそう。(右側)
塗装したら塗膜が持っていかれそうなので、左側のように薄々に削り込んで対応しました。
背面も同様に、ナイフで薄くそぎ取りまして。
クリアランスを確保しました。
このキット、基本的に設計がギリギリで、塗装はあまり考えられていないのでしょうか。
股間パーツの固定リブ
胴体に股間(パンツ)を固定するリブを斜めにスライスしておきます。
嵌合がカツカツすぎて、パンツを先に組んでしまうと取付時にパキっと行く可能性があります。
リブを斜めにしておくことで、自然に膨らんでパチっとハマる算段ですね。
関節の軸・軸受け
こちらもカツカツすぎて、逆T字軸を受けている部分がところどころ白化してしまっています。
このまま組んで塗装してしまうと、ほとんどABSで出来たキットなので割れる恐れがあります。
やや硬いかな?くらいの動かし心地になるまで、少しずつ削って調整したほうが良いでしょう。
なお、ひじ・ひざも同様、なんならすべてのダボ穴もφ1.5のバイスでさらってやらないとダメそうです。
他の方の製作記を見ると、同じく軸周りを白化させていましたので、このキットの持病みたいなものでしょう。
柔らか胸パーツのパーティングライン
DXの目玉の一つである柔らか胸パーツ、その側面と下部にくっきりパーティングラインが走っています。
残念ながらやわらか素材であるが故に、ヤスリが効かず、ナイフでは恐ろしすぎて刃を立てられず。
なにか良い方法は無いでしょうか。模索中です。
成形不良
他にはパーツの異常が1箇所。
なぜか潰れたように変形しています。
複雑なモールド上ではなかったのが救いですね。
股間(パンツ)の寸詰め加工
キットそのままではおむつかな?ってくらいもっさりしているので、前側のパーツの後ろ側を1mmほど切り飛ばしてくっつけました。
気がついたら刃を入れていたので、加工前の写真がありません。やっちまったぜ。
腹とパンツに1mmほど出来ていた段差がなくなったため、みぞおちから股間までスムースなラインになったはずです。
パンツの縁を面取りしておくことで、腹とパンツの段差は最小限に抑えられます。
パンツの寸詰めはマシニーカ素体の基本としても良い加工ですね。
今後取り入れていきたい所存。
デメリットとしては太ももを接続する逆T字のパーツが常に引き出された状態になってしまうため、脚が2mmほど長くなることでしょうか。
それとパンツが完全にロックされるので、前かがみにできなくなります。
余談ですが胸パーツは、同シリーズのソフィアの物も付属しています。
一気に大人しい見た目になってしまいました。
と言ったところで今回はここまで。
次回も加工やら組立の続きです。
では。
【今回のキット】