どうもこんにちは。
瑞鶴の息抜きに製作していた二式水上戦闘機、完成編です。
今回は少し頑張って小さいジオラマにしてみました。
木製ベースを買ってきた
ジオラマにするにはベースが必要です。
今回はホームセンターで買ってきた木製ベース(100×150mm)を使用しました。
ダイソーで売っているコレクションボックスでも良いと思います。
まずはこのベースの上面と同じ大きさに1mmプラ板を切り出しました。(右)
キットに付属している「波ベース」を埋め込むためです。
逆に木製ベースを彫って埋めても良いでしょう。
翼端がベースからはみ出ると何かしらに当たって破損も考えられるので全体が収まる位置で。
今回は機首が左向きで少し回頭した感じ(曖昧)にしてみました。
先に付けた印に沿って切り抜いて、波ベースを埋め込みます。
駐機状態を表現する場合は、そのまま埋め込むと不自然に浮いたようになるので、副フロートが軽く沈む程度まで水面をかさ増しすると良いでしょう。
アルミホイル式で波をつくる
クッシャクシャにしたアルミホイルを貼り付けて波っぽい感じ(曖昧)を表現してみました。
主フロートの後には航走波っぽくシワを入れておきます。
今回は少し左舷側に傾いた感じにしたかったので、左舷側の副フロートにもシワを入れました。
そしてMr.カラーC14番 ネイビーブルーを塗装したものが上画像になります。
色の選択を完全に間違えてますね。
悩みに悩みまくって結局C15番 暗緑色(中島系)を上からまだらに塗ってみました。
それっぽい色になったと思いますがどうでしょう?
波頭はタミヤのエナメル塗料 X-2 ホワイト をドライブラシの要領で塗装しています。
おーそれっぽいそれっぽい。
と納得したところで「ジェルメディウム」を塗りたくり、綿棒で無限にトントンしまくります。(上画像は乾燥後)
トントン具合で波の大きさが変わるので具合を見つつ、いい感じに。
大きい波を作りたい時は指でトントンするもヨシ、小さい飛沫を作りたい時は爪楊枝でかき混ぜるもヨシ。
ジェルメディウムを持ってない方は木工用ボンドを使おう!
黄変の可能性があるのでオススメは出来ないが、性質は似たような物なので練習に最適だぞ!
ちなみに実機は波が高いと離水も着水も出来ないので、あまり荒い波をつくると不自然になってしまうので注意。
ジェルメディウムが乾燥したらC50番クリアブルーを全体に吹き付けておきます。
機体仕上げ~固定
スミ入れを行ってつや消しクリアを吹いた機体を固定しました。
機体とベースの接地部分にジェルメディウムを塗りたくり、綿棒でトントンしてエナメルホワイトをドライブラシ…。
を3回繰り返しました。
ついでに主・副フロート共に少しメディウムを塗って濡れてる感を出してみました。
光沢クリアでも良いと思いますが、厚みと動きが欲しかったのでメディウムで。
機体にはピトー管を0.2mm,0.3mm真鍮線で表現。
アンテナ線はいわゆるストレッチリギングを使用しています。
艦船模型でよく使用されるメタルリギングとは違い伸縮するので引っ掛けても安心。
乾燥後に光沢クリアを筆塗りして木製ベースに固定すると…。
完成です!
気になる合わせ目も無く、スムーズに組み立てられる良いキットでした。
2機入りなので、致命的にやらかしても替えが効くのもポイント高いです。
二式水上戦闘機は実機の生産数も少なく(と言っても水上戦闘機としては相当多い)、人気もあまりない印象ですがよくキット化してくれたな、と思います。
SWEET製キットは評判も良いのでまた別の機体に挑戦してみたいですね。
2機目は…またいつか。
では。
【使用キット】
【波の表現にオススメ】