武者精太頑駄無 麒麟児特装(1)

SD/BB戦士

どうもこんにちは。

今回はガンダム スペリオルディファイン第一弾から、武者精太頑駄無 麒麟児特装を製作していきます。

いわゆる食玩、いわゆるミニプラというヤツなのですが、ガンダムアーティファクト同様、かなり繊細なディテールをしている本格的なキットです。

お値段税込み550円という安価なものなので、ガシャガシャ(バンダイ風)感覚で2個買ってみましたが、ウイングガンダムゼロEWとハイゴッグでした。

それらはいずれ作るとして、今回は武者精太頑駄無です。

内容確認

パッケージは食玩でよくあるサイズ。

デザインはシンプルながら魅力的であると言えます。

武者精太頑駄無の場合、ランナー3枚ともぎ取り済みのパーツが4個。

驚いたことに頭部のパーツは一体成型されており、フェイス部分は別パーツだろうという淡い期待は裏切られました。

その他のパーツもバンダイエッジは見られず、シャープな造形がとても魅力。

ゲートは考えられた位置に、パーティングラインは見えにくい位置に走っています。

なお、普通のプラスチック(PS)ではなくABS製なので、えぐってしまうと後々大変な思いをする事になります。

今回は切り出しには定評のある、アルティメットニッパーを使用しました。

仮組み

さっさと組んでみました。

黒い点はマジックペンでゲート跡をマーキングしたもので、キットオリジナルにはありません。

こうしてみると、複雑な曲面上や目立つ位置にゲートを配置していないことが分かりますね。

後ろから見て。

パーツの分割線も巧みに隠され、目立つ部分はこの角度からの腹部横だけでしょうか。

後ろ足もモナカ構造なのですが、精度良く合わさっているので殆ど目立ちませんね。

早速モナカを処理して下地塗装へと参りましょう。

接着にはタミヤの白瓶をたっぷり塗り、数分置いてさらに塗りたくり、盛大にムニュっとくっつけます。

接着剤が不足していると圧入することになり、塗装の際に割れる可能性があります。

可能性があるというだけで、必ず割れると言うことではありませんが、避けられるリスクは避けて行きましょう。

下地塗装

全てのパーツをバラして洗浄した後、サーフェイサーエヴォ・シルバーを吹き付けました。

フェイスパーツはご覧のように”目”となる部分のモールドを除去しています。

これはBB戦士らしい”目”を描くためで、以前のパーフェクトガンダムと同じようなものです。

軽く調べた感じでは多くのモデラー諸兄がBB戦士らしい目に作り直しており、ここはメーカーとユーザーの意識に乖離があるように感じました。

もっとも、削って描けばなんとでもなるので問題にはならないでしょう。

サーフェイサーを塗ったことで浮かび上がった処理の甘いパーティングラインや合わせ目、押出ピンの跡を消していきます。

面倒なポイントですが、ここが甘いと全部ダメになるので気合を入れて。

と言ったところで、今回はここまで。

では。