どうもこんにちは。
じんわりと残る暑さに体調を崩しかけていますが、皆様はいかがでしょうか。
今回はハセガワ・Uボートの続きをやっていきます。
模型というものは仲間を呼ぶ性質があり、いつの間にか増えているのは皆様ご存知の通りかと思います。
今回のUボート群も例に漏れず、いつの間にか増殖しておりました。
ドイツ潜水艦 Uボート VIIC/IXC型 “Uボート エース”

新たにお目見えしたのはPart1となる?”Uボート エース”セットです。
前回のものはPart2で、艦型こそ同じものですが、別の艦が製作できるバリエーションキットですね。

内容品はほとんど変わらず、箱絵・説明書・デカールが異なるのみです。
VIIC型もIXC型もそれぞれ3艦から選んで作る仕様になっていますが、VIIC型用のマーキングに至っては8種類付属しています。
もちろん?当然?1/350スケール版も。
よく見ると使用しない「笑うノコギリエイ」のマークも(なぜか各色)付属していますね。
単品のVIIC/IXC型や、他社製の別スケールに貼って楽しんでくれよな!というハセガワの粋な図らいですね。
キット自体はかなりの安価なので、このデカールだけを求めて購入しても良いかもしれません。
ちなみに、こちらもループアンテナの欠落がありましたので、通常版を買う際にはやはり注意が必要そうです。
外観の修正

手前からVIIC修正後/前,IXC修正後/前です。
艦首・艦尾と左舷の上端に強めのパーティングラインが走っている他、強烈なゲート跡は丁寧に除去しました。
手すりはエッチングパーツに交換するので、元からあるモールドを慎重に削り取りました。
1艦20分くらいかかって少し大変です。

セイルも左右でモナカ合わせにした後、エッチングパーツに置き換える手すりとアンテナ類の除去を行いました。
合わせ目はいわゆるムニュ付けで、1mm幅に切り出したサンドペーパーで整えていきます。

おまけで付属する輸送船も、合わせ目とゲート跡の処理を行いました。
頭とおしりの置き方で個性が出ますね。
両頭になった個体、おしりだけの個体、ベリーロングな個体、おしりが180度回転した個体など。
輸送用にマグネットを仕込む

どうやって輸送したものかと思案した結果、ネオジウムマグネットを仕込む事にしました。
小さすぎるが故にスチロールのブロックで抑え込むことが出来ず、ボルト・ナットで固定するにも艦内のスペースがありません。
大変困っていた中、いい感じのマグネットを買っていた事を思い出して使ってみた次第。
ここやで、と言わんばかりに押し出しピンの痕があったので、そこに3mmの穴を開けてマグネットを埋め込みました。
まるで純正のように収まり、とても気持ちが良いです。
VIICの場合、絞りこんである部分に大きな穴を開ける事になるので、へし折らないように注意です。

Part1が2セット、Part2が1セットの計12隻に対していこれを行いました。
埋め込んだ際の抵抗だけではすっぽ抜ける可能性があるので、右上に見えている緑瓶でプラを溶かし、さらに密着性を上げ、最終的には瞬間接着剤を盛って固定させました。
輸送台に両面テープでベチョっとくっつけても良いかもしれませんが、外す際に確実に壊れると思われるので、今回はマグネットに頼ってみました。
これで100均で売っているステンレストレーにくっつけて運べますね。
というところで、今回はここまで。
では。