1/700 ピットロード 戦艦 武蔵を作る(1)

1/700 戦艦 武蔵(Pit-Road)

どうもこんにちは。

交通事故に巻き込まれて盛大に遅刻しました。

今回からピットロードの戦艦「武蔵」を製作していきます。

2018年に発売され、それまでの大和型の模型と違った考証が魅力の製品です。

発売直後に購入して放置していましたが、ようやく日の目を見ることになりそうです。

内容品の確認

まずは紙類から。

塗装ガイド・説明書・デカールと、大和型戦艦開発メモ(2)です。

初回限定で大和型戦艦開発メモ(2)が封入されているのですが、内容は専門的すぎてウフフとなります。

とりあえず熱い思いは伝わってきましたが、フレーム番号云々の話はちょっと分からなかったです。

大和型戦艦開発メモ(1)は大和に入っているのでしょうか・・・購入していないので歯抜けになってしまいました。

塗装ガイドです。

光沢紙?に印刷されているため、照明を切って撮影したので絶望的画質です。

艦首・艦尾甲板の一部がシルバーに塗る指示がありますが、実際のところはどうなんでしょう。

大物パーツ群です。

船体はすこし海老反り気味で、ウォーターラインモデルで組む場合は対策が必要かもしれません。

バリエーション展開の関係か、甲板には穴あけ・一部切り取り・モールドの削り取りが必要です。

繊細な木甲板のモールドを復元するのはトラウマ物なので、出来ればそれぞれに型を起こして頂けるとありがたいのですが・・・。

ピットロードの味が濃いめなモールドは、個人的には好きな味です。

全体的にオーバーで濃い表現ですが、鎖の表現はスケールサイズに合った薄味モールドですね。

錨鎖を留める「スクリュー・スリップ・ストッパー」なる鎖は表現されていません。

主砲・副砲共に3基付属。

給兵艦 樫野で起こされたパーツセットがそのまま3つ入っているため、副砲も3基となっています。

当然副砲は1基余り、主砲の砲身はディテール違いで3基分余ります。

艦橋の窓はクリアパーツがついています。

やたらと多い主砲の砲身は、先端が塞がっているもの・開口されているものの2種がついています。

平時やら荒天航行時には蓋がされていたと記憶していますので、前者も使い所があるかもしれません。

特に語ることもないパーツ群。

艦載機は零式三座水上偵察機と零式観測機が各1機とちょっと寂しい気もします。

機銃や高角砲の一部はネオイクイップメントシリーズのものが付属しています。

2024年12月に八九式高角砲の架台が設計し直されたリニューアル版が発売予定となっており、すでに旧版。

機銃・高角砲はファインモールドの高級品に置き換えるか・・・悩みどころです。

残るはウォーターライン用の艦底パーツとフルハルモデル用の展示台。

フルハルモデルかつ展示台は自作するため、これらは使用しません。

最後にコチラ、純正グレードアップパーツセット(\9,350)です。

本体(\7,150)より高価な代物ですが、見ての通り木甲板シート、主砲・副砲用の真鍮製砲身が入っているフルセットで、ディテールアップを考えているならとりあえずコレ!という逸品。

パーツ同士がピッチリ合うのかどうか、これから確認していくとします。

展示台への固定

前回製作した展示台に固定ていきます。

艦船模型はしっかりと固定していないと痛い目を見ますから、今回もボルト・ナットでガッチリ固定。

ウォーターラインモデルならそのまま平面に固定してしまえば良いのですが、フルハルモデルは少しばかり浮かせておかないと、艦によってはキールや舵が干渉して傾いたりしますので、そのあたりも調整が必要です。

固定用に脚を生やすのですが、これがなかなか決まらず。

個人的に浮かせる高さも重要だと思っており、低すぎると見上げにくく、高すぎると宇宙戦艦になりますのでいい塩梅を目指して。

今回は塗料皿と同じ高さの約10mmとしました。

脚は金属製品で高さ10mmのものがなかったので、CADで設計、3Dプリンタで印刷してみました。

シルバーサフをたっぷり吹付け、EX-ゴールド→クリアオレンジ→EXクリアの順で、とにかく塗膜が厚くなるよう塗装。

金属削り出しに比べて高級感・重厚感は比にならないほど落ちますが、10mmで底に隠れるパーツなのでまあ良いかなと。

中央はボルトが通せるようにしていますので、貫通させて展示台に固定出来ます。

サポート痕が残ってますが御愛嬌。

固定にはM4の皿ネジを使用しました。

穴は適当に4mmのドリルで開け、皿ネジがピッタリはまるよう面取りビットで面取り。

ボルトを展示台と脚に通し、船体を載せてナットをゴム系接着剤で固定。

結局、脚の位置はビルジキールの前端から約10mm後方と、そこから120mm後方の位置にしました。

見ての通りやや後ろ寄りのセッティングとなりましたが、ビルジキールより前に出るとバランスが悪く感じたので、この位置としています。

前後対称でないと気持ち悪い、という方も居られるかもしれませんが、このあたりはお好みで。

ナットは回り止めとして卍状にプラ片を固定し、一晩放置後にエポキシパテでガチガチに固定してやりました。

プラ片はプラモデル用接着剤を使用したのですが、十分に硬化・乾燥時間を設けてやらないといつまでも硬化せず、ナット周りがふにゃふにゃになってしまうので注意します。

最近、簡単にナットを固定する方法をどこかで見たような?

気になるものはすぐにチェックするか、メモをしておかないといつまでもモニョモニョしますね。

というところで、今回はここまで。

では。