どうもこんにちは。
ゴールデンウィークとなりましたが、相変わらずの籠城戦を決め込んでいきます。
今回からコトブキヤ「玉藻ノ前 宴」を組んでいきます。
「九尾 祭」のバリエーションキットとなりますが、事前に聞いていた以上の出来でびっくり。
もはや組む介護です。
御託は短めにして、早速スタートです。
カメラを換えまして色がガチャガチャですが、気にされぬよう。
キット内容

オリジナルの色からゴールドとピンクを抜いたカラーリングとなっています。
ナンバリングは15.2で、白面金毛の続番となっています。
健全なサイトであるため何がとは言えませんが、横紐はありません。

布部分となるパープルのパーツはかなり少なめ。
原型の玉藻ノ前と接続できるジョイントパーツ(足首・太もも)も含まれています。

紐がないやつは前後で分けられておらず、一体成型・後ハメ可能となっています。
ここは細いのでパキッといきやすかったのですが、改善されています。
コトブキヤの女子校生のプラモデルにあったスジボリは成されていません。

肌色部分。
スライド金型の多用で、スネ・太もも・腕が合わせ目の要らない構造になっています。
ヒザも後ハメが可能になっており、一気にトップギアに叩き込んできたな、という印象。

もう合わせ目を消さなくて良いんです。
立川方面に足を向けて寝られません。

差し色とハンドパーツ。
ライムの差し色はABSかと思いきやPS製だそう。
塗装のノリやケミカルクラックの心配も無さそうです。
ただしアクションベースはABS製なので、塗装する際には注意が必要。

髪・肌・顔・デカールです。
髪は残念ながら?当然ながら?玉藻ノ前オリジナルそのままです。
絶望的に消しづらい合わせ目が出るパーツがありますが、宴では使用しないのでセーフでしょうか。

いかにヒケを出さずに分割するか、と聞かれたら、こうなってしまうのでしょう。
なんだかんだベストな分割かも知れません。

瞑想顔(プリントなし)、キメ顔、こゃーん顔、だそうです。
んもーコトブキヤはいつもここでふざける。
「いくらうましっ顔」はもはや伝説。
仮組み

チェッキー!的な。
仮組みにあたっては特に支障をきたすものはなく、すんなりと形になりました。
玉藻ノ前はしっとりした硬派な知将かと思ってました。

肌色の占有率が高すぎます。
腕は何も着用していない「素」のモノも付属しているので、更に面積を稼ぐことが可能です。
付属のアクションベースでは丈が足りず、ジョイントパーツを駆使して立たせています。
本来は腰のXを外してそこにジョイントせよ、という指示なんですが、チャームポイントを失うわけには行きません。
接地面には気を使いますが、公式の膝立ちポーズがベストでしょうか。
合わせ目処理

合わせ目の処理が必要なパーツはかなり少数です。
肌と尻尾の先端は瞬間接着剤で、その他はプラモデル用接着剤でムニュ付けをし、削り込んで合わせ目を消していきます。

脚はここまで分解可能で、ヒザ関節は後ハメが可能。
上では書いておりませんでしたが、足首も後ハメ可能となっています。
兎にも角にも徹底的に欠点が洗い出され、割れるとどうしようもなくなっていた関節も、ASSYで簡単に交換出来るよう改善されました。
関節を動かすと擦れる部分は見えなくなるように設計されているので、塗装派も安心です。
ここまで来るともう文句はありませんね。
成形の都合上存在する?スネの回転軸は必要ないかと思いますので、いつも通りに埋めてしまいます。

合わせ目・・・ではありませんが、顔側面のパーティングラインも消しておきます。
玉藻ノ前は髪の都合上、ほぼ見えなくなるのでスルーでも良いでしょう。
サフチェック

肌色軍にクレオスのMr.フィニッシング サーフェイサー1500ピンクを吹き付けました。
試験的にプライマーを添加してみましたが、特に変わりはないように思います。
結局、激しくこすれば剥がれます。

背中の合わせ目と、スネの回転軸の跡はほぼありません。
ちょっとだけ巣が入っているので、サフをベタ塗りして埋めてしまいます。

パープル軍はグレーのサーフェイサーを塗りました。
ライトなキットだけあってかなりパーツが少ないですね。
丹念に合わせ目を埋めたので、特に修正無く行けそうです。
というところで、今回はここまで。
クライアントの指示待ちとなりますので、一度間を挟むかも知れません。
では。
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