どうもこんにちは。
今回からハセガワのVF-25Gと平行に、アオシマのVF-25Gも製作していきます。
キットはV.F.G.クラン・クランとして発売されているもので、その中のバックパック部分を抽出したものになります。
V.F.G.はキャラクターの背~尻のラインが特に拘られている秀逸な製品ですが、今回は機体のみの製作になります。
クラン・クランについては取り扱いませんので、悪しからず(?)
仮組み?編
左右のメインブースターとクリアパーツ、折りそうな部分を除いて、組み立てが完了しました。
いわゆるところのスナップフィットキット、アオシマで言うスナップキットですので、接着剤を使用せずに組み立てられます。
嵌合具合が素晴らしく丁度いいため、マスキングテープに頼らずとも形を保っていられます。
塗装不要のキットとして設計されているので、大まかに成形色で分けられています。
スーパーパック部分の成形色はハセガワの方がそれっぽいでしょうか。
外装は塗装してしまえば何色でも同じなのですが、しっかり色分けされていると塗装の際に悩まなくて済むのでお得です。
ちなみにキャノピーの色はハセガワが無色透明、アオシマが濃いめのクリアパープルと、今度はアオシマが優位でしょうか。
ノーズコーンは別パーツになっているため、塗分けが大変楽です。
ありがとうアオシマ。
別パーツなのでモールドがズレていると言った不都合がなく、合理的な設計と言えるでしょう。
ノーズコーンより後ろでは、上面と下面でキレイに色が分かれていますが、下面はギアドア周辺までブルーになっているのが正解です。
ミサイルポッドは開閉可能ですが、1ピース成形のため、中のモールドは少しゆるい感じがします。
ハセガワと比べると、サイズが違うのはスケールの差として、ミサイルの数が違います。
ここはどちらが正解なのでしょうか。
映像や媒体によって異なるもの、でしょうか。
実機が無いものですから、ところどころ解釈が違うのも面白いところですね。
裏面です。
ハセガワに見られた「とりあえずモナカ割にしとこ!」みたいな精神は見られません。
ありがとうアオシマ(2回目)
スケールモデルではないので、ランディングギアは格納状態で固定となっています。
スナイパーライフルの下には汎用の3mmジョイントがあります。
その汎用穴を利用すればバンダイ製・コトブキヤ製・その他メーカー問わず、アクションベースを使用してディスプレイが可能です。
画像はコトブキヤのヘキサギア用ですが、ちゃんと保持出来ます。
機体重量に対して接地面積が小さいためオススメはしませんが・・・。
キットにアクションベースは付属していないため、他社製品を買う必要はあるのですが、飛行姿勢で安定してディスプレイできるのは良いポイントです。
なおハセガワ製にこのような穴は用意されていないため、飛行機用として発売されているベースが別途必要です。
良い点あれば欠点もアリ
いくら積まれたんだ!と疑われるほど持ち上げてきましたが、残念ながら悪い点もあります。
それは、VF-25Gに対するデカールが付属していないというところ。
非常に大きな欠点です。
成形色以外の色分けはシールで行う指示となっていますが、いわゆる水転写式デカールではなく、ホイルシールを貼りなさいよ、という残念な指示になっています。
過去にはアオシマ公式で水転写式デカールが限定発売されていたようですが、現在、オークション等では目を疑うような価格になってしまっています。
色の塗分けは別になんてこと無いのですが、部隊章や機体番号は塗装だと無理があります。
せめてその部分だけでも、フォローしては貰えないものでしょうか。
定価1万円の大台に乗っている製品なので、数割値段が上がっても許されるとは思うのですが・・・。
メーカーにしか分からない何かがあるのでしょう。
というところで、今回はここまで。
では。