どうもこんにちは。
今回も想像以上の難敵だったトライスターのⅣ号戦車を組み立てていきます。
前回「説明書の2/15しか進んでいません。」などと記載しましたが、それは潜水戦車とコンパチキット(ホビーボス製)の場合でした。
正確には3/11です。すごく進んだ気がするぞ!
車体上部を組んでいく
まず手始めにブレーキ点検ハッチがある面(なんて言うんでしょう?)を取り付けていきます。
しかしながらのこの隙間。
裏面が鑑賞しているのでこれでもか!とカンナがけして接着しました。
四苦八苦しながら組んだ上部を仮組みして見たところ、当然の権利が如く隙間が現れました。(ところどころに見える緑色はパテです。苦戦の痕です。)
このくらいの隙間になるとプラ板で埋めたほうが早いので、0.5mm厚プラ板で埋めることにします。
操縦手・通信手ハッチがえらく浮いておりますが、これは裏に張り付くE-15パーツ(開閉用ハンドル)が干渉している為です。
後ほど切り詰めて上手くハマるようにしています。
プラ板はりーの
ついでに見える部分に内部色ぬりーの
仮合わせ。
いい感じですね。
この後パテで処理しておきました。
フェンダー後部を付けるも…
ほんの少しだけ長さが足りていません。
ここもパテで埋めておきます。
ついでに、実車はここに継ぎ目は無いので、盛りに盛って均しておきました。
ちなみにここ、フェンダーの滑り止め表現が特徴的な形(●)になっています。
実車はいわゆる「縞鋼板」に見られるT字型の形状です。
こだわる方はドラゴン製Ⅳ号E型に付属する、余剰パーツのフェンダーに置き換えているようです。
上下車体を接合する
上部も下部も反っていて合わないので、クランプを使って無理やり気味に接着します。
最後の抵抗とばかりに合わない前面もクランプを使って接着。
ついでに左右フェンダーがバンザイ仕様(外側に向かって上反り)になってしまっていますのでここで矯正しました。
フェンダーの付け根に接着剤をたっぷり塗り込み、軽く溶かしてマスキングテープをぐるぐる巻です。
マフラーについて少々
Ⅳ号D型のマフラーはメインエンジン用と補助エンジン用が上下に連なります。
しかしこのマフラー、どうも車体側の穴とマフラー側の凸の角度が合っていません。
シーソーのように、下を合わせれば上が浮き、上を合わせれば下が浮き…。
しょうがないので兼、後ハメ加工として凸を切り飛ばしました。
補助エンジン用マフラーにあるバンドのモールドがモヤッとしているので、後々プラ板を巻きつけておきます。
履帯を整形
なかなかすごい金型のようです。
センターガイドの穴が空いているのは素直に驚きました。
このクオリティであればサードパーティ製の履帯に置き換えなくても良さそうです。
バリがあってほぼ埋まってたりするのはご愛嬌。
これを1枚1枚丹念にバリ処理、整形すること196枚。
実に6時間ほどかけて整形しました。
履帯の成形されているランナー、Gランナーなのですが、地味にG-1とG-2で左右作り分けてあるので混ぜないように注意しましょう。(1敗)
履帯は可動式・スナップフィットとして設計されている…ようなのですが、片側はスカスカ、もう片側はキツすぎてハマらないという。
仕方がないので今回は接着してしまいました。
稼働するサスペンションは…どうしましょうか?
履帯を組み立てていく
適当な木の板に両面テープを貼り、さらにマスキングテープを貼った所に瓦礫 履帯を並べていきます。
接着に使用したのはタミヤリモネンセメントです。
タミヤ公式で接着力が一番高いとされ、特徴に硬化がかなり遅いことが挙げられます、他に倒してもいい香りで不快にならない等
まるで接着後に形状を整える必要がある、組み立て式履帯のために作られたような接着剤です。
30分くらい放置して生乾きの状態で剥がし、先端と終端も接着して円を作りました。
そうして出来たウロボロス 履帯を慎重に取り付け、ティッシュで”たわみ”を再現して完全硬化させます。
特に前進時の場合、起動輪直下は”たわみ”が出る部分なので、あまり直線的にならないよう注意します。
履帯、片側の枚数
トライスターの説明書には”片側100~102個”と記載されています。
対してホビーボスの説明書には”片側98枚”と減らされています。
当初はホビーボスの説明書に従って98枚で組んでいました。
その結果。
圧倒的に不足しています…。
後部の誘導輪の具合にも依るのでしょうが、ちょっとこれは足りてなさすぎではなかろうか…。
余剰パーツは大量にあり、修正(?)は容易なので問題外ではあります。
ちょっとした小ネタ程度に。
ちなみに今回は片側103枚で組んでいます。
今回はここまで
ようやく車体下部が出来た、というところでしょうか。
先人の教えによると砲塔にも隙間が空くらしいので難所はあと1,2ヶ所かな?
ではまた次回。
【今回のキット】