メガミデバイス 朱羅 玉藻ノ前 白面金毛(5)

朱羅 玉藻ノ前 白面金毛

どうもこんにちは。

香川県はまだまだ暑い日が続きます。

冬はまだかのう・・・。

今回は髪やアーマー類の塗装編です。

ホワイトの発色に悩まされる編でもあります。

お化粧・シェーディング編

今回もタミヤ ウェザリングマスターHセットでお化粧しています。

左が施工前、右が施工後。

髪のかかる部分や、顎下、胸、膝裏、おしり、土踏まずなど、影となりそうな部分にアイボリーを乗せています。

スサノヲでは使用しなかったアイボリーですが、色白肌だと影色にペールオレンジはキツすぎるので、一段明るいアイボリーを使用。

導入当初(と言っても前回が初ですが)は「3色も要るか?」と思っておりましたが、いろんな肌に合わせられるような構成なんですね。

よく考えられた3色セットなんだなァと感心するばかりです。

褐色肌の場合はGセットが・・・。

その時に考えましょう。

髪の塗装

髪は成形色に近くなるよう色を調整して塗っています。

下地色はサーフェイサーエヴォ・シルバーで。

ホワイトの発色を助ける意味もありますが、影の部分に少しグレーっぽさが残ればいいなと期待して採用。

メインカラーはファンデーションホワイト+C74 エアスペリオリティブルー、毛先を重点的に吹いた後、全体にふりかける程度に塗装。

エンジェルリングはファンデーションホワイト+光沢クリアのクリアホワイトで、最後にメインカラーに光沢クリアを混ぜたものを塗装。

パールコートは指定通りXC01 ダイヤモンドシルバーで行い、つや消しクリアでフィニッシュです。

成形色にある透明感は、どれだけクリア系を重ねようとも到達できませんでした。

今後の課題です。ツヤを消さなければ或いは・・・。

ホワイトの塗装

めちゃくちゃ多いホワイトのパーツは、下地にエヴォサフ・シルバー、上塗りにファンデーションホワイトの黄金コンビ。

ホワイトを薄めすぎなければ、2回塗りでキッチリ発色してくれます。

ゆず肌上等の濃さで吹き、最後に揮発が遅い系のシンナーだけを吹き付け、表面を溶かしてなだらかにする感じで。

さらにオーブンでブンすると気持ち滑らかになってめちゃくちゃ艶が出ます。

下側にある胴体のようにテッカテカに。

金属模型でツヤを出す手法だったりしますが、プラモデルだと樹脂が溶けて駄目になるので低温で行わなければなりません。

低温ではアクリル樹脂のガラス転移点に到達しないので、やってることは乾燥機と同じだったりします。

つまりオーブンに意味はないハズ・・・です。

難関のホワイトを塗り終えてチェックしていたところ・・・。

関節に見たくないものが見えます。

ABS特有の割れ・・・割れなのか・・・?

と恐る恐るヤスリを当てると、ただのデッカイ埃だったようで。

塗膜とともに取り払うことが出来たのでした。

再度下地からとなりますが、合わせ目処理後のリテイクはキビシイものがあるので、なんとか致命傷で済んだ感じです。

ライトグレーの塗装

もはやグレーと呼ぶには明るすぎる、ライトグレーを塗装。

ファンデーションホワイト+C100 マルーン(ワインレッド)+C13 ニュートラルグレーを適当に。

この色も下地にはエヴォサフ・シルバーを使用するため、成形色よりかなり明るめに色を作り、ちょうどいい所で塗り終えるようにします。

色がシルバーに引っ張られるというのもありますが、青色成分がマルーンと喧嘩するため、ニュートラルグレーは控えめにしました。

このキットで唯一、塗り分けが必要な腰パーツです。

メガミデバイスはここを塗り分けるキットが多いですね。

後ろ側(画像では下側)の塗り分けラインの前に見えるラインは、パーティングラインなのかモールドなのか。

今回はモールドだと判断してそのまま残してあります。

コトブキヤはたまにオカシナコトをするので油断なりません。

というところで、今回はここまで。

では。