どうもこんにちは。
今回は輸送艦おおすみの続きをやっていきます。
前回、組み立てが終わったので今回は塗装からスタートです。
サーフェイサーを吹き付けた
まずは下地としてサフを吹き付けました。
粗がある場合はここで手直ししますが、今回は特に問題なさそうだったのでこのまま続行です。
なお、艦橋はまだ取り付けていません。
上甲板の先端にある櫓?のようなものは、デカール貼り付けの邪魔になるので接着は一番最後が良いでしょう。
影になる部分に黒を塗装
ウェルドックやメインマストの下側など、影になりそうな部分につや消しブラックを塗装しました。
全体を真っ黒に塗装してからメイン塗装に入る「黒立ち上げ」という技法もありますが、1/700だと暗くなりすぎる印象があります。
護衛艦など海自・海保の艦は外観が非常にキレイに維持されているので、黒立ち上げをするとちょっと合わないかなと思います。
戦中・戦前の石炭焚いてエネルギーを得るような艦は黒立ち上げが似合うと思います。個人的にです。
甲板を塗装する
海自の艦は基本的にすべて同じ色で塗装されていると聞きます。(ロービジは知りません)
しかし、甲板に塗られる塗料は、同じ色でも滑り止めが混ぜられて少し色が暗くなっています。
違いを再現した塗料はクレオスからも出ていますが、今回はピットロードカラーを使用します。
これは海自艦に精通したモデラーからオススメされたもので、なかなかいい色をしていると思います。
色違い2本700円とかなりの高額であり、現在は生産されていないのかどこにも在庫が無いのが残念。
まずは甲板に甲板グレーを塗装。
後でもう一度塗るのでムラがあっても大丈夫です。
船体色よりも暗い特性を生かして、奥まった部分にも吹き付けておきました。
船体を塗装する
船体・艦橋・甲板上のモールドを船体グレーで塗装。
ざっくり塗装したので甲板上に吹きこぼれがあります。
これをマスキングして…もいいのですが、単純な形なのでハガキでガードしながらもう一度甲板グレーで修正吹きしました。
艦底色を塗装する
船体下部を1mm残してマスキング。
おおすみ型は他の護衛艦等とは違い、喫水線部分に黒帯は無いので船体色からいきなり艦底色になります。
現用艦では珍しいですね。
そして(C29)艦底色で塗装しました。
しかしクレオスの艦底色は暗すぎます。
フルハル版の船底に塗るにはいい感じなのですが、喫水線に近い光の当たる部分がこの色だと暗すぎて少し残念になります。
なので、(C79)シャインレッドを混ぜて明度をあげていきます。
正直艦底色に関してはタミヤカラーのダルレッドがベストだと思います。
同じタミヤカラーでもハルレッド(=艦底色)はこれまた暗すぎます。
船体塗装完了
乾燥後にマスキングテープを剥がして塗装完了。
奇跡的に?乱れもなく直線が出せました。
小物類も塗装
CH-47J チヌークは暗緑色(三菱系)とウッドブラウン、時々つや消しブラックで陸自の迷彩塗装。
デカールに前面窓が含まれていないので、それっぽくつや消しブラックで書き込みました。
LCACはゴム部分をカウリング色、本体をシルバー、デッキを軍艦色(2)で塗り分け。
こちらも前面窓がデカールに無いので、側面窓と合わせてつや消しブラックで塗装。
今回はここまで。
次回はデカール貼りからの完成!となるはずです。
では。
【今回のキット】
小物が大量に追加された同型艦もあるよ!