はじめに
3Dプリンター製キットに興味を持って頂きましてありがとうございます。
レジンの特性を理解した上で組立てて下さい。
ご注意
- 未硬化のレジンが付着している場合があります。作業前に洗浄して下さい。
- レジンが皮膚に付着してしまった場合は、すぐに石鹸で洗い流して下さい。
- 切削すると非常に細かい粉が出ます。吸い込まないようにご注意下さい。
- 非常に割れやすいので、割らないように優しく取り扱って下さい。
- その他、刃物を使用する際は充分ご注意の上ご使用下さい。
- 仕様上気泡が混じっている事があります。パテ等で埋めて対応下さい。
- 開封時、すでにパーツが外れている場合がありますが、外しやすいよう設計している為ですのでご了承ください。
- 万が一、成形不良や欠損等していましたら、代品をお送り致しますので【お問い合わせ】よりご連絡下さい。
キット・パーツについて
783系用強化スカート(一般型・CM25編成用)
M社製Nゲージ783系に対応する強化スカートです。
ボディマウントカプラーを使用し、外見を損なうこと無く連結・解放が出来ます。
一般的に装備されている「一般型」と、CM25編成にのみ装備されている「CM25編成用」があります。
貫通型用・非貫通型用各1個入。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/11/783ss01-1024x768.jpg)
783系用車端部機器セット
783系用の車端部機器をセットにしました。
ボディマウントカプラーのフチに引っ掛ける仕様で、お手軽にディティールアップ出来ます。
トイレタンク周りの形状に違いがあり、セットAとセットBがあります。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/12/58tk2-1024x768.jpg)
キハ58系用汚物処理装置 (M車対応版)
T社製HG キハ58系シリーズに対応する汚物処理装置です。
キロ28(58)形にも取り付けられます。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/12/R_813s00-1024x768.jpg)
813系 登場時(原型)スカート
九州を代表する赤い電車の原型スカートです。
車体デザインに合った美しい形状を再現できます。
スカート前面のタイフォン用穴はモールドで表現しています。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/12/R_YYo28k005-1024x768.jpg)
ヨ28000形 電源車改造パーツセット
非電化路線に電車を走らせるために生まれた電源車用パーツです。
T社製ヨ8000形をベースに設計していますが、K社製でも問題なく使用できます。
吸気ダクトフードと煙突を【原型・改造後】で選択できます。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/2021/12/R_toro-q1-1024x768.jpg)
トラ70000形 トロッコ列車改造パーツセット
九州で運行されていたトロッコ列車用のパーツセットです。
自作では難しかった幌を簡単に再現できます。
WT500E タイプ トーイングカー(1/200)
全国の空港で活躍している50t型トーイングカーです。
車体とタイヤの間は1mmのプラ材を挟むか、0.8mm径の真鍮線を車軸として通してから接着して下さい。
WT250E タイプ トーイングカー(1/200)
全国の空港で活躍している20t型トーイングカーです。
航空自衛隊でも使用されています。
車体とタイヤの間は1mmのプラ材を挟むか、0.8mm径の真鍮線を車軸として通してから接着して下さい。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/TowBar-1-1024x612.jpg)
角型トーバー(1/200)
中型機~大型機をトーイングする際に使用されている角型タイプをモチーフにしています。
JAL系統は白、ANA系統はオレンジに塗装されていることが多いようです。
トーイングカーとの連結は瞬間接着剤やピットマルチ等で行って下さい。
- 洗浄はIPAや無水エタノール等で行って下さい。
- 各パーツは塗装前に太陽光で1時間程度硬化させることをオススメします。
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/R_CaA.png)
組立て方
写真ではWT250Eを使用していますが、組立ての流れは全て共通となります。
ベースを切り分ける
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/3D_Model/R_WTseries001.jpg)
ベースをパーツごとに慎重に切り離します。
力をかけると簡単に割れてしまうので注意して作業します。
パーツを切り離す
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/3D_Model/R_WTseries002-1024x576.jpg)
切り分けたベースからパーツを切り離します。
超音波カッターを使用すると割れるリスクが減ります。
無い場合はエッチングノコを使用すると良いでしょう。
ベースと接していた部分に未硬化レジンが残っている場合があります。
その際はIPA等で洗い流し、UVライトか太陽光で硬化させてください。
サポート跡を処理する
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/3D_Model/R_WTseries003-1024x576.jpg)
プラモデルで言うところの「ゲート跡」が残りますので、ヤスリで丁寧に処理します。
※非常に細かい粉が出ますので吸い込まないよう注意して下さい。
表面処理
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/3D_Model/R_WTseries004-1024x576.jpg)
ななめに傾斜している部分等、積層痕が強く出ている箇所があります。
気になる場合はパテを薄く盛り、乾燥後削って処理します。
その他の平面部は600~1000番程度のヤスリをかけて下地の食いつきを良くしておきます。
塗装・組立て
![](https://hoso-pla.net/wp-content/uploads/3D_Model/R_WTseries005-1024x576.jpg)
レジンにはそのままでも塗装が乗りますが、プライマーを吹き付けることをオススメします。
プライマーにはガイアマルチプライマーやミッチャクロンなど、性能の高いとされるものを推奨します。
プライマー処理後、お好みの色で塗装していきます。
接着には瞬間接着剤やゴム系接着剤を使用して下さい。
デカールについて
各図形はカットされていませんので、番号ごと、もしくは図形ごとに切り離して転写して下さい。
切り離す際は図形ギリギリでカットするのではなく、少し余裕をもたせてカットして下さい。
転写する際は、Mr.マークセッターなどの糊を併用しつつ転写して下さい。
デカールが崩壊する恐れがあるので、デカール軟化剤は使用しないで下さい。